篠原寿雄
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篠原 壽雄(しのはら ひさお / じゅゆう、大正12年(1923年)11月29日 - 平成15年(2003年)4月15日)は、日本の仏教学者・曹洞宗僧侶。駒澤大学名誉教授。群馬県伊勢崎市生まれ。
略歴
[編集]大正12年(1923年)、群馬県伊勢崎市に生まれる。
昭和22年(1947年)に駒澤大学文学部東洋学科を卒業後、昭和29年(1954年)に東方文化研究所助手に就任。翌昭和30年(1955年)に駒澤大学文学部講師となり、昭和41年(1966年)に助教授、昭和46年(1971年)に教授に昇任。昭和50年(1975年)から日本大学文理学部非常勤講師、昭和56年(1981年)には台湾大学・淡江大学で併任教授を務める。平成6年(1994年)に定年退職し、名誉教授となる。
平成15年(2003年)4月15日にリンパ腫のため死去[1]。
著作リスト
[編集]- 『葛藤語箋』(無著道忠著、駒沢大学禅宗辞典編纂所、1959年)
- 『典座教訓 - 禅心の生活』(大蔵出版、1969年)
- 『人天宝鑑』(明徳出版社、1977年)
- 『義雲 日本の禅語録 第4巻』(講談社、1978年)
- 『永平大清規 - 道元の修道規範』(大東出版社、1980年)
- 『正法眼蔵随聞記』(大東出版社、1987年)
- 『学道用心集 - 道元学習と修行のこころえ』(大東出版社、1990年→2010年)
- 『永平広録 - 道元禅師の語録』1-3(大東出版社、1993年)
- 『台湾における一貫道の思想と儀礼』(平河出版社、1993年)
共著
[編集]論文
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『学道用心集 - 道元学習と修行のこころえ』(大東出版社、2010年)
- 「篠原壽雄教授略年譜及び研究業績 」(『駒沢大学「文化」- 篠原壽雄教授退任記念-』17号、1997年)