米中電気自動車イニシアティブ
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米中電気自動車イニシアティブ(べいちゅうでんきじどうしゃイニシアティブ、U.S.-China Electric Vehicles Initiative)または米中EVイニシアティブ(べいちゅうEVイニシアティブ)は、アメリカ合衆国と中華人民共和国間における、電気自動車のスタンダードの共同開発や技術ロードマップの策定など、電気自動車の普及を先導的に行おうとするための合意。
概要
[編集]2009年11月17日、バラク・オバマアメリカ合衆国大統領と中国胡錦濤国家主席が、クリーンエネ ルギーに関する米中二国間の協力強化を目的とする一連の政策を「米中・クリーンエネルギー共同声明」として発表した[1]。米中は今後クリーンエネルギー分野において、広範囲にわたって協力関係を築くとしたもの[2]。
米中電気自動車イニシアティブは、その声明において発表された政策やパートナーシップ戦略のうちの1つ。2009年9月に開催された米中電気自動車フォーラムを軸にし、構想はすでに始まっていた。EV(電気自動車)の将来の幅広い普及に向け、EV基準の開発や策定、実証のためのプロジェクト、技術ロードマップの策定、市民啓蒙プロジェクト等を、両国が連携して行うというもの[3]。
リチウムイオン電池の共同開発やテスト、プラグなど主要部品の設計の標準化も図られる[2]。
脚注
[編集]- ^ “米中・クリーンエネルギー共同声明”. NEDO. (2009年12月16日)
- ^ a b “あの「米中」が電池で合弁する狙い”. 日経ビジネス. (2010年10月7日)
- ^ “米国と中国、クリーンエネルギー技術に関する包括的な共同イニシアティブを発表”. NEDO. (2009年11月17日)