米澤茂
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米澤 茂(よねざわ しげる、1950年 - )は、日本の哲学者・教育学者。北九州市立大学名誉教授。専門は、ソクラテス・プラトンを中心とした西洋古代思想。
人物・来歴
[編集]1972年神戸大学文学部卒業[1]。1979年京都大学大学院文学研究科博士課程(哲学・西洋哲学史)単位取得満期退学。1998年「ソクラテス研究序説」で筑波大学より博士(文学)の学位を取得。1981年北九州大学外国語学部講師、1984年助教授、1994年教授、2001年校名変更で北九州市立大学外国語学部教授、2007年筑波大学人間総合科学研究科教授、2015年定年退職。
資格
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2001/12 大学設置・学校法人審議会教員資格審査において、Dマル合(市民文化思想研究、思想文化演習、特別研究Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)
「Dマル合」とは、日本の制度上存在する6種類の大学院教員資格(「Dマル合」・「D合」・「D可」・「Mマル合」・「M合」・「M可」の6種類)の中で[2]、最上位の資格である。文部科学省が、大学院新設等の際にのみ、審査対象者ごとに、上記の6種類の資格のうちどの資格が相応なのか、あるいは、不合格に当たる「否」なのかを、認定する。あまり知られていない[2]。「Dマル合」・「D合」・「D可」という三つの語句の先頭にあるDの文字は、それぞれDoctor(ドクター)=博士を意味し、これに対して、「Mマル合」・「M合」・「M可」という三つの語句の先頭にあるMの文字は、それぞれMaster(マスター)=修士を意味する[2]。法科大学院の場合、大学院と表示されているが、新たに法科大学院を設置するには「Mマル合」の資格が認定される可能性が高い教員を揃えれば足り、「Dマル合」の資格が認定される可能性が高い教員まで揃える必要はなく、法科大学院の課程修了者に授与される学位も、法務博士と、表示が「博士」となっていても、修士相当とされる。「法務博士(専門職)#日本の学位」および「大学教員#大学院教員の資格」を参照
→「Category:Dマル合資格大学教員」を参照
著書
[編集]- 『ソクラテス研究序説』東海大学出版会、2000
訳書
[編集]- T.C.ブリックハウス/N.D.スミス著『裁かれたソクラテス』(東海大学出版会、1994年、三嶋輝夫と共訳)
- M. マックフェラン著『ソクラテスの宗教』(法政大学出版局、法政大学ウニベルシタス叢書、2006年、脇條靖弘と共訳)
脚注
[編集]- ^ 文学部・人文学研究科ファクトブックⅠ神戸大学
- ^ a b c Dマル合とは?あまり知られていない大学教員の資格について 2021年12月25日 2022年5月閲覧