糸満駅
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糸満駅 | |
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駅舎(駅舎の前に居る人物は駅長と駅員) | |
いとまん Itoman | |
◄兼城 (1.1 km) | |
所在地 | 沖縄県糸満町 |
所属事業者 | 沖縄県営鉄道 |
所属路線 | 糸満線 |
キロ程 | 15.0 km(国場起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1923年(大正12年)7月11日 |
廃止年月日 | 1945年(昭和20年)(事実上) |
糸満駅(いとまんえき)は、かつて沖縄県糸満町(現在の沖縄県糸満市糸満)に存在した沖縄県営鉄道糸満線の鉄道駅(廃駅)である[1]。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)7月11日(同年7月10日とも[2]):糸満線の開通と同時に開業[1]。有人駅であった[2]。
- 1945年(昭和20年):沖縄戦による線路の破壊のため、事実上廃止[3]。最終運行は3月28日頃[2]。
駅周辺
[編集]営業していた当時は日本最南端の鉄道駅であった[3](外地を除く)。跡地は現在、糸満市立糸満小学校と糸満市立糸満中学校とに囲まれており、周囲は住宅街となっているが、2018年の時点では駅のトイレは残っていた[3]。周囲に他に便利な交通機関があったことと、立地の問題から、漁業関係者による利用は少なかった[2]。
隣の駅
[編集]- 沖縄県営鉄道
- 糸満線
- 兼城駅 - 糸満駅
脚注
[編集]- ^ a b 鉄道省『昭和12年10月1日現在鉄道停車場一覧』鉄道省(覆刻:鉄道史資料保存会)、東京(覆刻:大阪)、1937年(覆刻:1986年)、441頁。ISBN 4-88540-048-1。
- ^ a b c d おきなわ鉄軌道ニュース2015特別号 沖縄県企画部交通政策課、2021年12月9日閲覧
- ^ a b c 【廃線跡の思い出】沖縄県営鉄道糸満線 「旧・最南端」の終着駅に残っていたトイレ 乗りものニュース(2018年12月31日)、2021年12月9日閲覧