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紀 恒身(き の つねみ)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・筑前守。
文徳朝末の天安2年(858年)正月に従五位下に叙爵し、2月には右衛門権佐に任ぜられるが、同年11月の清和天皇の即位後間もなく紀伊権守として地方官に転じた。散位を経て、貞観5年(863年)大判事に任ぜられ京官に復すが、貞観9年(867年)筑前守に遷り再び地方官を務めている。
『六国史』による。