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紅匂ふ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紅匂ふ
ジャンル 舞妓
漫画
原作・原案など 岩崎峰子(現:岩崎究香
作画 大和和紀
出版社 講談社
掲載誌 BE・LOVE
レーベル 講談社コミックス BE LOVE
講談社漫画文庫
発表号 2003年19号 - 2007年10号
巻数 全4巻
文庫版全3巻
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紅匂ふ』(くれないにおふ)は、大和和紀による日本漫画作品。原案は元祇園甲部の芸・舞妓の岩崎峰子(現在は改名し、岩崎究香)の著書『芸妓峰子の花いくさ』。

あらすじ

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京都山科に生まれた主人公・石橋咲子が、置屋「石橋」の女将に見初められ、跡取りとして舞妓・芸妓「咲也(さくや)」になり、成長していく過程を描く。前半は生い立ちや花街のことが中心となり、後半は俳優・中川竜吾との恋愛などが中心となる。

漫画

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2003年第19号から2007年第10号まで、講談社BE・LOVE』で不定期連載された。同社よりコミックス全4巻、及び講談社漫画文庫全3巻が出版されている。

登場人物

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咲也(さくや) / 本名:石橋 咲子(いしばし さきこ)
昭和24年、京都山科生まれ。11人兄弟の末っ子で、幼名は吉田珠子。10歳で芸妓置屋「石橋」の跡継ぎとなり改名。15歳で舞妓・咲也としてデビュー。「百年に一人」と噂される舞妓になる。
中川 竜吾(なかがわ りゅうご)
人気俳優。妻子持ちであるが、咲也を気に入り、やがて……。
キンタローせんせ / 本名:坂田 時夫(さかた ときお)
咲也が入院時の担当医で、兄のように慕う。
お福ばあさん(おふくばあさん)
「石橋」先代。咲也を見初めて置屋へ連れて来る。
タマ子おかあちゃん / 玉千代(たまちよ)
お福ばあさんの義理の孫娘で(実の母は「石橋」の元名妓で跡取りだった千也)、咲也の義母。三味線の地方芸妓。
山野のおかあさん(やまののおかあさん)
祇園甲部で多くの分家やお茶屋を率いる置屋「山野」の大実力者。「石橋」の本家筋にあたり、咲也の後ろ盾。
梅千代さん姐さん(うめちよさんねえさん) / 本名:吉田 梅子
咲也の実の長姉で、24歳年上。「石橋」の元売れっ子芸妓。祖母に溺愛されて育てられたためか、わがままで素行が悪い女性。咲也を嫌っている。
陽子姉ちゃん(ようこねえちゃん)
咲也の実の姉。「石橋」の奥向きの仕事を手伝っている。
ゆり香さん姐さん(ゆりかさんねえさん) / 本名:岡本 恵
祇園の名花と唄われた芸妓。咲也が最も慕う姐さん。
いづ美・菊丸・小雪
咲也と同期の舞妓たち。

外部リンク

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