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紅柱石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紅柱石
紅柱石
紅柱石
分類 ケイ酸塩鉱物
化学式 Al2SiO5
結晶系 斜方晶系
へき開 二方向に完全
断口 一方向に完全
モース硬度 7.5
光沢 ガラス光沢
白色、緑色、ピンク色、灰色、茶色、赤色、
条痕 白色
比重 3.16~3.2
蛍光 黄色がかった緑色
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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カットされた紅柱石
空晶石。十字型の断面が特徴

紅柱石(こうちゅうせき、andalusite、アンダルサイト、アンダリュサイト)は、鉱物の一種。組成はアルミニウムケイ酸塩 (Al2SiO5)。比重 3.1。モース硬度 7.5。斜方晶系スペインアンダルシア州で発見されたと考えられたことから命名されたが、実際にはカスティーリャ・ラ・マンチャ州グアダラハラ県エル・カルドソ・デ・ラ・シエラスペイン語版で発見されたと考えられている。

同一化学組成では、他に多形として藍晶石珪線石がある(同質異像の関係)。紅柱石は低温・低圧で安定。

泥質岩起源の変成岩ペグマタイトなどに産する。変質して白雲母になっていることがある。ブラジルスリランカでは、宝石級の結晶を産する。宝石としてカットされることもあるが、多色性が大きい。

炭素包有物を含むものを空晶石(chiastolite)という。

関連項目

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参考文献

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外部リンク

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