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細谷昌志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

細谷 昌志(ほそや まさし、1943年3月- )は、日本の哲学者大阪大学名誉教授。

来歴

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長野県生まれ。1967年大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒業、1973年京都大学大学院文学研究科(宗教学専攻)博士課程修了、嵯峨美術短期大学講師、助教授、1977年大阪外国語大学助教授、教授、2007年合併により大阪大学外国語学部教授、2008年定年退任、名誉教授。99年「カント『判断力批判』研究」で京大文学博士。2021年、瑞宝中綬章受章[1][2]

著書

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  • 文化の深淵としての宗教 宗教的作用論序説 世界思想社 1995.5
  • カント表象と構想力 創文社 1998.11
  • 田辺哲学と京都学派 認識と生 昭和堂 2008.7
  • 根源的構想力の論理 創文社 2010.7

共編著

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  • 思想史の巨人たち―名著27選 北樹出版 1979
  • キェルケゴールを学ぶ人のために 大屋憲一共編 世界思想社 1996.10
  • 新しい教養のすすめ宗教学 藤田正勝共編 昭和堂 1999.5
  • 宗教 その原初とあらわれ 村上陽一郎共編 ミネルヴァ書房 1999.5 (叢書転換期のフィロソフィー)
  • 「根拠」への探究 近代日本の宗教思想の山並み 晃洋書房 2000.12 (シリーズ・近代日本の知 第5巻)
  • 宗教の根源性と現代 全3巻 長谷正當共編 晃洋書房 2001-02
  • 異文化コミュニケーションを学ぶ人のために 世界思想社 2006.3

共訳書

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  • ガイスマ―『キェルケゴールの宗教思想』東海大学出版会 1978
  • メールポール『絶望の形而上学――キェルケゴール「死に至る病」の問題』東海大学出版会 1980
  • トゥルストルプ『キェルケゴールのヘーゲルへの関係』東方出版 1980

脚注

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  1. ^ 『官報』号外第250号、令和3年11月4日
  2. ^ 令和3年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 20 (2021年11月). 2023年2月17日閲覧。