結神社
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結神社 | |
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所在地 | 岐阜県安八郡安八町西結584 |
位置 | 北緯35度22分23.49秒 東経136度39分39.22秒 / 北緯35.3731917度 東経136.6608944度 |
主祭神 |
天之御中主神 高御産巣日神 神産巣日神 猿田彦命 |
社格等 | 銀幣社 |
創建 | 嘉応年間 |
概要
[編集]古くから生産、縁結びなどにご利益があるという。近年は縁結び、恋愛の神社として知られ、正月三が日は賑わう。
鎌倉と京の都を結ぶ「鎌倉街道」沿いにあり、かつては結大明神として、美濃国の歌枕として古くから知られていた。十六夜日記の阿仏尼や、一条兼良ら詠った和歌に「結ぶ神」として表されている。
織田信長はこの結大明神を信仰しており、天正3年(1575年)、長篠の戦いの際、7日間の戦勝祈願を行なっている。
祭神
[編集]文化財
[編集]- 神像群[1]
所在地
[編集]- 岐阜県安八郡安八町西結584
- 樽見鉄道横屋駅より約1.5km
- 安八コミュニティバス(安八町運行のコミュニティバス)北回り線「町屋」又は「津村方」バス停徒歩2分
- 国道21号「横屋」交差点を南下。約1km
歴史
[編集]その他
[編集]- 永享~嘉吉年間(1429年~1446年)、照手姫は相模国から一時この地に逃れていた。自分の守り本尊(黄金仏)の導きで「結大明神」にたどり着き、7日間の願をかける。満願の日、結大明神が現れ、「そなたの願いを叶えよう。そなたの守り本尊はこの地に縁があり、こうして導かれたのである。この守り本尊をこの地に鎮座しなさい。」と告げたという。照手姫は、小栗判官小次郎助重と結ばれることを望み、「結大明神」に守り本尊を納める。やがてこの願いは叶えられたという。
- 照手姫の守り本尊は「結大明神」に奉納され、十一面観世音菩薩の額に取り付けられる。結神社に祭られていたが、結神社の移転に伴い、別の場所で祭られることとなる。現在は、結神社の南約100mにある「町屋観音堂」に祭られている。
守れただ契り結ぶの神ならばとけぬ恨みにわれ迷はさで
事件
[編集]- 2012年10月12日から13日にかけて同神社の本殿内から、安八町の文化財に指定されている神像17体が盗まれているのが見つかり、岐阜県警が窃盗事件として捜査を行っていた[2][3]が、同年12月25日朝に神社境内で白い袋に入った神像17体が見つかり、24日から25日朝までに盗んだ犯人が返したとみられている[4]。
脚注
[編集]- ^ “広報あんぱち” (PDF). 安八町 (2010年6月1日). 2013年4月25日閲覧。
- ^ “盗難:神像17体 氏子「罰当たり」 岐阜・結神社”. 毎日jp (毎日新聞社). (2012年10月14日). オリジナルの2012年10月14日時点におけるアーカイブ。
- ^ “岐阜、神像17体が盗難 縁結びの結神社”. 西日本新聞 2013年4月25日閲覧。
- ^ “盗まれた神像17体戻る 岐阜の縁結び神社”. 日本経済新聞. (2012年12月30日) 2013年4月25日閲覧。
関連項目
[編集]- 八幡神社 (大垣市墨俣町)
- 小栗判官が祀られているという伝説がある(説経節をぐり)。
外部リンク
[編集]- 結神社 - 神社公式サイト