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綾部恒雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
綾部 恒雄
人物情報
生誕 (1930-01-03) 1930年1月3日
日本の旗 日本
死没 2007年8月6日(2007-08-06)(77歳没)
学問
研究分野 文化人類学
研究機関 筑波大学
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綾部 恒雄(あやべ つねお、1930年1月3日[1] - 2007年8月6日)は、日本人類学者。学位は、文学博士文化人類学宗教人類学東南アジア及び北アメリカ地域の研究者筑波大学名誉教授

経歴

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戦後、日本で文化人類学という学問を確立させ、生前、何百点もの著書や論文を残し、文化人類学の分野に多大な貢献をした。2007年8月6日、腎臓がんのため、自宅で死去。

受賞・栄典

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著書

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単著

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  • 『アメリカの秘密結社――西欧的社会集団の生態』(中央公論社中公新書]、1970年)
  • 『タイ族――その社会と文化』(弘文堂、1971年)
  • 『秘密の人類学』(アカデミア出版会、1988年)
  • 『クラブの人類学』(アカデミア出版会、1988年)
  • 『東南アジアの論理と心性』(第一書房、1992年)
  • 『現代世界とエスニシティ』(弘文堂、1993年)

編著

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  • 『アメリカの民族集団――文化人類学的研究』(日本放送出版協会、1978年)
  • 『女の文化人類学――世界の女性はどう生きているか』(弘文堂、1982年)
  • 『アメリカ民族文化の研究――エスニシティとアイデンティティ』(弘文堂、1982年)
  • 『文化人類学15の理論』(中央公論社[中公新書]、1984年)
  • 『新編人間の一生――文化人類学の視点』(アカデミア出版会、1985年)
  • 『カナダ民族文化の研究――多文化主義とエスニシティ』(刀水書房、1989年)
  • 『もっと知りたいカナダ』(弘文堂、1989年)
  • 『外から見た日本人――日本観の構造』(朝日新聞社[朝日選書]、1992年)
  • 『アメリカの民族――ルツボからサラダボウルへ』(弘文堂、1992年)
  • 『文化人類学の名著50』(平凡社、1994年)
  • 『国家のなかの民族――東南アジアのエスニシティ』(明石書店、1996年)
  • 『女の民族誌』(弘文堂、1997年)
  • 『文化人類学最新術語100』(弘文堂、2002年)
  • 『文化人類学のフロンティア』(ミネルヴァ書房、2003年)
  • 『結社の世界史(5)クラブが創った国アメリカ』(山川出版社、2005年)
  • 『文化人類学20の理論』(弘文堂、2006年)

共編著

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  • 大林太良米山俊直)『文化人類学入門リーディングス』(アカデミア出版会、1982年)
  • 永積昭)『もっと知りたいインドネシア』(弘文堂、1982年/第2版、1995年)
  • (永積昭)『もっと知りたいシンガポール』(弘文堂、1982年/第2版、1994年)
  • (永積昭)『もっと知りたいタイ』(弘文堂、1982年/第2版、1995年)
  • (永積昭)『もっと知りたいビルマ』(弘文堂、1983年/第2版、1994年)
  • (永積昭)『もっと知りたいマレーシア』(弘文堂、1983年/第2版、1994年)
  • (永積昭)『もっと知りたいフィリピン』(弘文堂、1983年/第2版、1995年)
  • 青柳まちこ)『住谷一彦先生記念論集(2)民族学コラージュ――共同体論その他』(リブロポート、1992年)
  • 田中真砂子)『文化人類学と人間――「ひと」の専門家の学問ばなし』(三五館、1995年)
  • 石井米雄)『もっと知りたいカンボジア』(弘文堂、1996年)
  • (石井米雄)『もっと知りたいラオス』(弘文堂、1996年)
  • 『世界民族事典』(弘文堂、2000年)
  • 飯野正子)『カナダを知るための60章』(明石書店、2003年)
  • 林行夫)『タイを知るための60章』(明石書店、2003年)
  • 桑山敬己)『よくわかる文化人類学』(ミネルヴァ書房、2006年)

訳書

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脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.25