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綿貫勝介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

綿貫 勝介(わたぬき かつすけ、1959年昭和34年〉2月10日 - 2022年令和4年〉12月23日)は、日本実業家神職トナミ運輸社長トナミホールディングス元社長。父は元衆議院議長でトナミ運輸元社長の綿貫民輔。祖父は創業者で元衆議院議員綿貫佐民

略歴

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東京都出身。成城大学法学部卒業後、トナミ運輸に入社。総合企画本部付部長代理などを務めた後、1990年取締役2003年副社長を経て、2005年5月南義弘の後任として社長に就任。2008年トナミホールディングスに商号変更するとともに、事業会社トナミ運輸を設立し同社社長を兼務[1][2]2013年6月北陸銀行監査役[3]。また、北陸経済連合会常任理事や[4]、一般財団法人トナミホールディングス松寿会理事長[5]、実家の井波八幡宮の宮司も務めた。

2022年12月23日未明、富山市内の自宅で体調が悪くなり、救急車で病院に搬送されたが[6]、同日午前、搬送先の富山赤十字病院急性心不全のため死去した[7][8]。63歳没[6][7][8]。死没日付をもって従五位に叙され、旭日小綬章を追贈された[9]。後任の社長には髙田和夫専務が就任した[10]

2023年3月8日ホテルニューオータニ高岡でお別れ会が開かれ、父の民輔が参列者を迎え、高岡市の角田悠紀市長、高岡商工会議所の塩谷雄一会頭、西村康稔経済産業大臣小渕優子衆議院議員ら、各界から約1100人が参列[11]。トナミホールディングス社外取締役の犬島伸一らが弔辞を述べ、長男の綿貫雄介取締役が感謝の言葉を述べた[11]

脚注

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  1. ^ トナミホールディングス
  2. ^ トナミホールディングス有価証券報告書-第98期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
  3. ^ 人事、北陸銀行日本経済新聞2013年5月13日 15:00
  4. ^ 北経連の概要役員名簿北陸経済連合会
  5. ^ 財団概要一般財団法人トナミホールディングス松寿会
  6. ^ a b “トナミホールディングス 綿貫社長が死去”. KNBニュース (北日本放送). (2022年12月26日). https://www.knb.ne.jp/news/1270/ 2023年8月13日閲覧。 
  7. ^ a b “綿貫勝介氏が死去 トナミホールディングス社長”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2022年12月26日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE265K00W2A221C2000000/ 2022年12月26日閲覧。 
  8. ^ a b “綿貫勝介氏死去 トナミHD・トナミ運輸社長 63歳”. 富山新聞デジタル (北國新聞社富山本社). (2022年12月27日). https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/949060 2023年8月13日閲覧。 
  9. ^ 『官報』第906号7頁 令和5年1月30日
  10. ^ “社長に髙田専務昇格 トナミHD”. 富山新聞デジタル (北國新聞社富山本社). (2023年1月6日). https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/955631 2023年8月13日閲覧。 
  11. ^ a b “トナミHD前社長の綿貫勝介氏しのぶ 高岡でお別れの会”. 富山新聞デジタル (北國新聞社富山本社). (2023年3月9日). https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1008664 2023年8月13日閲覧。 

関連項目

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