美原県
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美原県(びげん - けん)は中華人民共和国陝西省にかつて設置された県、現在の富平県美原鎮に相当する。
主な概要
[編集]500年(景明元年)、北魏により北地郡銅官県より分割設置された土門県を前身とする。605年(大業2年)、隋朝により廃止され華原県に統合された。618年(義寧2年)に再び土門県が設置されたが、643年(貞観17年)に廃止されている。
671年(咸亨2年)、唐朝は富平県及び華原県の一部に美原県を設置、県治を旧土門県に設置した。690年(天授元年)、美原県は宜州に、701年(大足元年)には雍州に移管されている。905年(天祐2年)には鼎州の州治とされた。
五代十国時代になると後梁は美原県を同州の管轄としたがまもなく耀州に移管、以降宋金代に沿襲された。1264年(至元元年)、元朝は美原県を廃止し、富平県に統合した。