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美唄市民バス

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美唄市営バスから転送)
美唄市民バスの車両
日産ディーゼル・RM
西武バスからの移籍車)
美唄市民バスの停留所(2007年9月)

美唄市民バス(びばいしみんバス)は、北海道美唄市が市内で運行する自治体バス廃止代替バス)の名称である[1]

概要

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1972年(昭和47年)に「美唄市営バス」の名称で運行を開始した[2]。これは三菱鉱業バス(のちの美鉄バス)が、美唄市西部の不採算路線を廃止するのに伴い、それを引き継ぐために設定されたものである[3]

2002年(平成14年)4月1日より「美唄市民バス」として運行開始[1]。同日より市条例が改正され、それまでの美唄市営バスとスクールバスを一体で運用するものとして「美唄市民バス」へ改称された[4][5]。この際、同日に全路線を廃止した美鉄バスの路線を引き継ぎ、美唄市東部の輸送も開始している。

路線は大きく、市の東側を運行する「東線」と西側を運行する「西線」の2つに分けられている[1]。運行は市内に本社を置くバス事業者委託されている。

運行受託事業者

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2022年現在。

沿革

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運賃・乗車券類

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市民バスの運賃・乗車券類については以下の通り(2022年6月現在)[11]

路線

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2018年(平成30年)6月現在。

東線

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美鉄バスの2002年廃止区間を引き継いだ路線である。

  • 美唄駅前 - 翠明通 - 東明中央 - アルテピアッツァ美唄
  • 美唄駅前 - 労災病院 - 東明中央 - 市営球場 - アルテピアッツァ美唄
    • 上記2路線は、区間便ならびに、図書館経由、ピパの湯ゆ~りん館経由、循環系統(美唄駅前 - 翠明通 - 東明中央 - 東明分団 - 東明中央 - 労災病院 - 美唄駅前)もあり。

2012年4月、アルテピアッツァ美唄 - 国設スキー場間を廃止。同区間は朝の一部便およびスキーシーズンを除き予約制で運行されていた。代替として乗合タクシーが設定されている。

2015年4月、「アルテピアッツァ美唄 - 東明中央 - 南美唄中央通」系統を廃止(アルテピアッツァ美唄 - 東明中央間は上述の系統が残存するが、東明中央 - 南美唄中央通間は路線全廃)。

西線

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スクールバスを兼ねて運行されるため、学校行事により時刻が変更される場合がある。また学校の休校期間は別途定められたダイヤで運行される。土曜・休日は全便運休。

市民バス西線

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  • 茶志内・中村・沼の内線(学校の春・夏・冬休みのみ運行)
    • 日東-図書館2往復
    • 7線-図書館1往復
    • 7線-美唄駅 直行上り1本
  • 上美唄線(学校の春・夏・冬休みのみ運行)
    • 分岐点-図書館3往復(南沼-保健センター通過上り1本・下り2本、5号線-尚栄高校通過1往復、尚栄高校-市民会館通過上り1往復)
    • 分岐点-美唄駅1往復(5号線-尚栄高校通過)
  • 進徳・拓北線
    • 上美唄→美唄中学校上り1本
    • 上美唄→美唄駅 直行上り1本
    • 21線→図書館2往復(全停留所停車1往復・進徳東団地通過上り1本・進徳東団地-20線入口間通過下り1本)
    • 図書館→上美唄下り1本

スクールバス利用便

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一般混乗便、学校登校日のみ運行。

  • 茶志内・日東線
    • 東8線(藤岩橋)→尚栄高校上り1本
    • 茶志内小学校 - 美唄駅1往復
  • 茶志内・中村線
    • 三文字→尚栄高校 茶志内経由上り1本
    • 茶志内小学校→美唄駅上り1本
    • 美唄駅→三文字下り1本
  • 開発線
    • 13線(開勇橋)→美唄駅 開発経由上り1本
    • 中央小学校(図書館)→美唄駅 開発・北沼の内経由上り1本
    • 美唄駅→14線下り1本
  • 北沼の内線
    • 11線入口→美唄駅 北沼の内経由上り1本
    • 中央小学校(図書館)→美唄駅 開発・北沼の内経由上り1本
    • 美唄駅→14線下り1本
  • 拓北・豊葦・光珠内・峰延線
    • 21線(専大入口)→美唄駅 峰延経由上り1本
    • 峰延中学校・峰延小学校→美唄駅 豊葦経由上り1本
    • 美唄駅→21線8号 光珠内経由下り1本
  • 峰延・峰樺線
    • 峰樺通(岩峰)→美唄駅1往復
    • 峰延中学校・峰延小学校→美唄駅 上り1本
    • 美唄駅→峰樺通(岩峰)下り1本
  • 上美唄・中美唄線
    • 峰樺17号→尚栄高校上り1本
    • 中央小学校→美唄駅上り1本
    • 美唄駅→峰樺15号下り1本
  • 西美唄・大富線
    • 峰樺19号→尚栄高校上り1本
    • 中央小学校→美唄駅上り1本
    • 美唄駅→峰樺19号下り1本
峰延・峰樺線の一部区間は、ジェイ・アール北海道バス岩見沢線:「岩見沢駅 - 峰延 - 石狩月形駅」系統)の廃止代替。

車両

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2021年現在、市が保有する自家用バス(白ナンバー)の三菱ふそう・ローザが使用されている[1]

中型車(首都圏など道外からの移籍車を含む)も使用されていた[12]

市民バスの全車両には、足の不自由な高齢者障害者等の乗降を補助するため踏み台を備え付けている[1][12]。乗降に踏み台が必要な乗客は乗務員に申し出る[1]。冬期の降雪期間には安全確保のため踏み台は使用できない[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 市民バスについて 美唄市、2021年8月23日更新、2022年6月22日閲覧。
  2. ^ 美唄市営バス運行条例(昭和47年条例第1号)
  3. ^ a b 美唄市百年史編さん委員会『美唄市百年史』1991年。
  4. ^ 美唄市民バス運行条例(平成14年3月25日条例第9号、前述の美唄市営バス運行条例を全部改正)
  5. ^ 美唄市広報ka『メロディー』平成14年4月号
  6. ^ 市民バス西線からのお知らせ 美唄市、2022年3月30日、2022年6月22日閲覧。問い合わせ先として「美唄自動車学校」の連絡先が掲載されている。
  7. ^ 業務案内 フラワー観光バス株式会社、2022年6月22日閲覧。
  8. ^ 市民バス東線 バス路線図 美唄市、2021年8月23日更新、2022年6月22日閲覧。問い合わせ先として「フラワー観光バス株式会社」の連絡先が掲載されている。
  9. ^ 美唄市議会議事録、昭和63年第1回定例会
  10. ^ a b 乗合タクシーについて(東側・西側) 美唄市、2020年12月16日更新、2022年6月22日閲覧。
  11. ^ 市民バス料金一覧表 美唄市、2019年(令和元年)9月作成、2022年6月22日閲覧。
  12. ^ a b 美唄市民バス 踏み台詳細 美唄市

参考文献

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  • 美唄市百年史編さん委員会『美唄市百年史』1991年。

関連項目

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外部リンク

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