美濃まつり
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美濃まつり(みのまつり)は、毎年4月に行われる岐阜県美濃市の伝統行事。華やかなピンク色の美濃紙の花みこしで知られる。江戸から明治に制作されたからくり人形の山車6輌や練り物も集まり八幡神社へ練り込む。夕方からは町ごとの若い衆により仁輪加(にわか)が演じられる。
概要
[編集]- 五穀豊穣を願って江戸時代から続く春の例祭[1]
- 毎年4月の第2土曜日と翌日の日曜日に開催
- 土曜日に「花みこし」、日曜日に「山車・練り物」、両日夕暮れから「流し仁輪加」
- 会場は八幡神社、うだつの上がる町並み一帯
花みこし
[編集]明治33年から登場。濃いピンク色の美濃紙の花を付けた「しない」約300本を屋根に取りつけた花みこし大小30基余りが街を練り歩く。花は毎年一つ一つ手染めで作られる[2]。縦約12センチ、横約9センチの和紙の四隅を染料に浸して染めていく[3]。市指定無形民俗文化財。 https://facebook.com/mino.hanamikoshi.oysar/
山車
[編集]- 靱車(うつぼぐるま)- 常盤町:童子姿で踊る猿の顔が突然変化する。市内最大の山車。
- 三輪車 - 殿町:巫女人形が舞い踊る
- 舟山車 - 相生町:人形は神功皇后と竹内宿弥
- 聖王車 - 新町:人形は聖王
- 浦島車 - 泉町:人形は浦島太郎
- 布袋車 - 吉川町:人形は布袋和尚
練り物
[編集]山車の間を桃太郎や浦島太郎、花咲かじいさんなどの衣裳を着た練り物が登場
美濃流し仁輪加
[編集]仁輪加車を中心とした笛・太鼓・小鼓などの仁輪加囃子を演奏しつつ、町中を巡り、指定の十数箇所で仁輪加を演じる。国選択無形民俗文化財。
脚注
[編集]- ^ “うだつの上がる町並みの春彩る 13、14日に美濃まつり”. 岐阜新聞. (2013年4月2日) 2013年8月17日閲覧。
- ^ 美濃まつり(4月第2土曜日、翌日曜日) - 美濃市観光協会
- ^ “花染め、春を待つ 美濃まつりの花みこし準備”. 47NEWS. (2013年1月16日) 2013年8月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 美濃まつり - 美濃市
- 美濃市花みこしおいさー!
- にわかとは - 美濃市観光協会
- 美濃まつり 花みこし - YouTube - 美濃市観光
- 美濃まつり 山車・練り物 - YouTube - 美濃市観光
- 美濃まつり 美濃流し仁輪加(にわか) - YouTube - 美濃市観光
- 岐阜県美濃市「美濃祭り」 - 尾張の山車まつり