肉桂餅
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概要
[編集]安土桃山時代の堺では貿易が盛んに行われ、多くの香辛料が輸入されており、漢方薬の1つとして輸入されていたのが肉桂だった。八百源来弘堂が、肉桂を食べやすくできないかとお餅に混ぜたのが始まりである[1]。肉桂を練り込んでいるため、茶色味のある餅で、肉桂が香り甘みのある素朴な味わいの餅菓子となっている。
特産地
[編集]大阪府堺市
[編集]肉桂餅発祥の地である。
岐阜県揖斐郡
[編集]肉桂餅を製造する和菓子屋が多々存在する。この地域を代表する和菓子でもある。
- 肉桂餅本舗 いけだや(揖斐郡池田町)- 池田町内の老舗和菓子屋さん[4]。こしあんを採用している。
- マブチ 餅松商店(揖斐郡池田町)- 粒あんを採用していて、「池野名物 肉桂餅」として販売している。
- 揖斐菓匠庵 みわ屋(揖斐郡揖斐川町)- 揖斐川町内の老舗和菓子屋さん[5]。「奇跡のシナモン大福」として販売している。
- 神原屋(揖斐郡揖斐川町)- 揖斐川町内の老舗和菓子屋さん[6]。肉桂餅やゆず餅が有名。
- 柏鳥堂(揖斐郡大野町)- 大野町内の老舗和菓子屋さん[7]。
京都府京都市
[編集]脚注
[編集]- ^ author (2021年9月28日). “八百源来弘堂|創業200余年の老舗店!肉桂餅とはどういうお餅なのか?”. SAKAnavi. 2024年12月14日閲覧。
- ^ “大阪府堺市の肉桂餅なら元祖肉桂餅本舗八百源来弘堂”. 有限会社八百源來弘堂. 2024年12月14日閲覧。
- ^ “本家小嶋 | 大阪府 | 和菓子 | 芥子餅”. 本家小嶋. 2024年12月14日閲覧。
- ^ “いげたやの肉桂餅” (2012年11月21日). 2024年12月14日閲覧。
- ^ “創業明治22年。揖斐の地から始まるお菓子づくり”. 揖斐菓匠庵 みわ屋. 2024年12月14日閲覧。
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2024年12月14日閲覧。
- ^ “岐阜 和菓子・大野町まごころ菓 柏鳥堂TOP”. 岐阜 和菓子 まごころ菓 柏鳥堂. 2024年12月14日閲覧。
- ^ “名月堂”. meigetudo.com. 2024年12月14日閲覧。