肥前栄一
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肥前 栄一(ひぜん えいいち、1935年 - )は、日本の経済学者、東京大学名誉教授。
来歴
[編集]神戸市生まれ[1]。1962年、京都大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。1975年、「ドイツ経済政策史序説」で経済学博士(京都大学)[2]。立教大学助教授、横浜国立大学助教授を経て、東京大学助教授、のち教授。1996年、定年退官、名誉教授、新潟大学教授。2000年、帝京大学教授。2006年、退職。
著書
[編集]- 『ドイツ経済政策史序説 プロイセン的進化の史的構造』未来社 1973
- 『ドイツとロシア 比較社会経済史の一領域』未来社 1986
- 『比較史のなかのドイツ農村社会 『ドイツとロシア』再考』未來社 2008
共編著
[編集]翻訳
[編集]- ローザ・ルクセンブルク『ポーランドの産業的発展』未来社 1970
- ジョージ・バークリ『問いただす人』川村大膳共訳 東京大学出版会 1971 初期イギリス経済学古典選集
- ハンスーウルリヒ・ヴェーラー『ドイツ帝国1871-1918年』大野英二共訳 未来社 1983
- アムブロジウス,ハバード『20世紀ヨーロッパ社会経済史』共訳 名古屋大学出版会 1991
- ユルゲン・コッカ『歴史と啓蒙』杉原達共訳 未来社 1994
- M.ウェーバー『ロシア革命論 2』共訳 名古屋大学出版会 1998
- マックス・ウェーバー『東エルベ・ドイツにおける農業労働者の状態』未來社 2003
- ユストゥス・メーザー『郷土愛の夢』山崎彰,原田哲史,柴田英樹共訳 京都大学学術出版会 2009 近代社会思想コレクション
- オットー・ヤイデルス『ライン-ヴェストファーレン鉄工業における賃金支払い方法』大江暢博共訳 八千代出版 2009
出典・脚注
[編集]- ^ “東エルベ・ドイツにおける農業労働者の状態”. e-hon/トーハン. 2012年7月29日閲覧。
- ^ “ドイツ経済政策史序説 肥前栄一”. 国立国会図書館. 2012年7月29日閲覧。