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胡氏(こし、1596年 - ?)は、明の万暦帝の側女。
万暦年間、後宮に入り、宮女となった。老齢の万暦帝と関係したが、位号は無かった。万暦48年(1620年)、万暦帝の崩御により、東三所(侍女の居所)に移された。
崇禎17年(1644年)3月、李自成軍が皇宮に進入すると、弟・胡添才の家へ逃れて避難した。順治元年、清朝政府に手当を申し込むが、正式的な妃嬪身分がなかったため、摂政王ドルゴンは申請を拒絶した。