胡震
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胡震(こ しん、男性、1814年 - 1860年)は、中国清朝中期の篆刻家・書家である。
字を不恐・伯恐、号は鼻山・胡鼻山人・富春大嶺長。浙江富陽の人。
略伝
[編集]生涯にわたって仕官せず布衣のまま過ごした。書は篆書・八分に非常に精しい。篆刻は銭松に啓発され、深い親交を結んだ。広東の厳荄が『銭叔蓋・胡鼻山両家刻印』2巻を編集している。後の呉昌碩がこの二人を絶賛し影響を受けていた。作風は素朴で野趣があるとされる。
著書
[編集]- 『胡鼻山人印譜』
出典
[編集]- 沙孟海 『篆刻の歴史と発展』中野遵・北川博邦共訳 東京堂出版、昭和63年、ISBN 4490201443。
- 銭君匋・葉潞淵『篆刻の歴史と鑑賞』高畑常信訳 秋山書店<秋山叢書>、昭和57年。