自動車航送
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自動車航送(じどうしゃこうそう)とは、船舶により自動車並びに人及び物を合わせて運送することをいう(海上運送法による定義)。
平易にはフェリーに車両ごと乗船することをいう。
自動車に準じてオートバイにも適用される。
概要
[編集]運転する人物を含めた有人航送と、車両のみの無人航送とに分けられ、無人航送では別途、積み込み料、積み下ろし料を請求されることが多い。
対象
[編集]海上運送法による運送対象は、
- 当該自動車
- 当該自動車の運転者
- 当該自動車に乗務員、乗客、その他の乗車員ある場合にあっては、その乗車員
- 当該自動車に積載貨物がある場合にあっては、その積載貨物
である。
一般的な乗船方法
[編集]- フェリー運航会社や旅行会社で予約する(インターネットで予約可能な航路が増えているほか、クレジットカードやJAF会員向け割引がある航路もある)。
- 出航時刻より前の指定された時間までに乗船用駐車場に到着し、乗船手続きをする(車検証を持参し、乗船名簿に同乗者氏名を含め記入する)。
- 可動橋より車両を運転し乗船する(同乗者は、別に設置されたタラップ等から乗船する場合もある)。
- 航海中は車両デッキが閉鎖され、立入が禁止されている。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “法律第九十七号(昭四〇・六・一)”. 衆議院. 2009年4月26日閲覧。
- “海上運送法(昭和二十四年法律第百八十七号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2018年5月25日). 2020年1月27日閲覧。 “2019年4月1日施行分”