航空書簡
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航空書簡(こうくうしょかん、フランス語: Aérogramme、英語: Aerogramme)とは、郵便局で販売されている国際郵便の通常郵便物の一種で、折り畳み式の便箋兼封筒の形をしている。表に料額印面(日本では90円)が印刷され、万国郵便連合に加盟している国家へ送るならば、そのまま折り畳んで郵便ポストに投函できる。日本では2023年9月末をもって発売及び取り扱いを終了した[1]。
日本の状況
[編集]日本では1949年3月1日に販売を開始し、当初はAIR LETTERと表記されていたが、1952年に世界共通用語であるAEROGRAMMEに統一された[2]。
折り畳むと16.5cm × 9.2cm の大きさになる。内面が便箋になっており、はがきの約3倍のスペースを持っている。そこに文章を書くことができる他、2006年からは封筒として写真等の薄いものを同封できるようになった。厚さ1cm以内・重さ25g以内で、料金は世界各国均一となっていて、第1地域と同額、第2地域や第3地域に郵送すると、当該封書料金より割安になる。それ以上の厚さや重さになると定形外郵便物の料金が必要となる。特殊取扱料金を追加することにより、速達や書留扱いとすることも可能だった。
2023年9月30日をもって販売ならびに取り扱いを終了した[1]。
出典
[編集]- ^ a b “航空書簡の取り扱いおよび国際郵便はがきの販売の終了などに関する国際郵便約款の変更”. 日本郵便. 2023年2月21日閲覧。
- ^ 日本切手カタログ2021. 日本郵便切手商共同組合. (2021). p. 394-395. ISBN 978-4931071216
関連項目
[編集]- 郵便書簡 - 日本国内でのみ通用する書簡。
外部リンク
[編集]- 航空書簡 - 日本郵便による説明