コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

般若三蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
般若三蔵
中国語
中国語 般若三藏
発音記号
標準中国語
漢語拼音Bōrě Sāncáng
別名
中国語 般若
発音記号
標準中国語
漢語拼音Bō Rě
サンスクリット
サンスクリットप्रज्ञा

般若三蔵(はんにゃさんぞう、プラジュナー、Prajñā、734年[1] - 没年不詳)は、古代インド仏教僧

現在のアフガニスタンカーブル付近にあったカピサ王国英語版(同時代の中国の文献には「漕」「罽賓」として現れる)出身[2]唐代の中国を訪れ、梵語経典の漢訳をおこなった。主要な業績に『華厳経』、『大乗理趣六波羅蜜経』、『大乗本生心地観経』がある。遣唐使として長安に留学していた空海が師事し、梵語経典について教えたとされる。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 般若”. buddhaspace.org. 2019年7月12日閲覧。
  2. ^ Soothill, William (1977). A Dictionary of Chinese Buddhist Terms: With Sanskrit and English Equivalents and a Sanskrit-Pali Index. Motilal Banarsidass. p. 337. ISBN 9788120803190. https://books.google.com/books?id=1U5WeJlJf_0C&dq=Praj%C3%B1%C4%81+kabul&pg=PA337