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般若林(はんにゃりん)
- 京都市の相国寺境内のアカマツ林の名称。かつては学寮があった。「般若林」の名は、同寺が運営していた寄宿舎にも使用された。
- 1839年、曹洞宗の僧・覚巌が摂津国兵庫に開いた雲水教育所の名。八王寺(神戸市兵庫区)の正式名(延喜山般若林八王寺)・通称として残る。
- 1872年、臨済宗各派連合の運営により、京都市の妙心寺境内に設立された学寮。
- 妙心寺派はのちに連合を離れて別に学寮を立てるが、般若林は花園大学や花園高校等の源流に位置づけられる(学校法人花園学園も参照)。
- 連合般若林はその後変遷を経て、1896年に紫野の大徳寺大光院に移転(紫野般若林)、のちに紫野中学と改称。