八王寺 (神戸市)
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(般若林八王寺から転送)
八王寺 | |
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所在地 |
兵庫県神戸市兵庫区羽坂通2-1 北緯34度40分15.5秒 東経135度10分1.5秒 / 北緯34.670972度 東経135.167083度 |
山号 | 延喜山般若林 |
宗旨 | 禅宗 |
宗派 | 曹洞宗 |
開山 | 覺巖和尚 |
正式名 | 延喜山般若林八王寺 |
別称 |
福昌寺(旧称) 剣道のお寺 |
札所等 | 福原西国三十三観音霊場第22番札所 |
法人番号 | 7140005000438 |
八王寺(はちおうじ)は、兵庫県神戸市兵庫区羽坂通にある曹洞宗の仏教寺院。
歴史
[編集]開山覚巌和尚が明石の晴雲寺からたびたび兵庫に来て、「文才縦横、手は覚巌、坐禅も少々可也、こんな雲水一匹要らんか」という幟をかかげて托鉢。
- 天保10年(1839)、能福寺所有の八王子社の一隅を借りて草庵を営み、般若林と称し、雲水を薫育した。
- 慶応3年(1867年)12月、兵庫随一の巨商北風家の別家、喜多二平翁の寄進により、山田村(北区山田町原野)の正定山成道寺末寺・無住の福昌寺を移すという形で建立し、福昌寺と称した。
- 2世柏巖の代に宗風興振し、明治元年(1868年)には有栖川宮家の祈願所となる。
- 大正9年(1920年)火災により国宝普賢菩薩・文殊菩薩及び本尊千手観音像を失う。
- 大正13年(1924年)大和法隆寺の中宮寺より、大楠公守本尊十一面観世音像を請じて札所の本尊とした。戦災前までは、平野の祥福寺とともに禅林の大道場として知られていた。
- 昭和20年(1945年)3月、戦火に遭い、本尊及び諸堂が灰燼に帰した。
- 昭和27年(1952年)福昌寺を八王寺と改める。
- 昭和33年(1958年)5月再建し、九善石油(現コスモ石油)の和田完二社長・まき子夫婦秘蔵の「十一面観世音菩薩尊像」を勧請して本尊とした。
- 昭和56年(1981年)11月、パゴダ風仏舎利塔建立。
- 昭和44年(1969年)1月、青少年教化研修センター般若林道場を開設、後建替え、通称「剣道のお寺」として親しまれている。
交通
[編集]出典
[編集]- 神戸市教育委員会 『神戸の史蹟』 出版社: 神戸新聞出版センター(1981.4)全国書誌番号:82029717
- 福原西國霊場会事務局『福原西國霊場寳印帳』福原西國霊場会、1989年。 NCID BA64500550。