芝健介
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芝 健介(しば けんすけ、1947年10月23日 - )は、日本の歴史学者。専門はドイツ現代史、とくにナチス研究。東京女子大学名誉教授。
略歴
[編集]愛媛県生まれ。東京大学法学部政治学科卒業後、東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。國學院大學文学部助教授、東京女子大学現代教養学部教授を歴任。
著書
[編集]単著
[編集]- 『武装SS――ナチスもう一つの暴力装置』(講談社選書メチエ, 1995年)
- 『ヒトラーのニュルンベルク――第三帝国の光と闇』(吉川弘文館<歴史文化ライブラリー>, 2000年)
- 『ホロコースト――ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』(中央公論新社[中公新書], 2008年)
- 『武装親衛隊とジェノサイド――暴力装置のメタモルフォーゼ』(有志舎, 2008年)
- 『ニュルンベルク裁判』(岩波書店, 2015年)
- 『ヒトラー 虚像の独裁者』(岩波新書, 2021年)
共著
[編集]訳書
[編集]- ノルベルト・フライ『総統国家――ナチスの支配 1933-1945年』(岩波書店, 1994年)
- レニ・ブレンナー『ファシズム時代のシオニズム』(法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス, 2001年)
- P・シェットラー編『ナチズムと歴史家たち』(名古屋大学出版会, 2001年)
- メアリー・フルブルック『二つのドイツ 1945-1990』(岩波書店, 2009年)
- ゲッツ・アリー『ヒトラーの国民国家――強奪・人種戦争・国民的社会主義』(岩波書店, 2012年)
参考文献
[編集]- 芝健介『ホロコースト―ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』中央公論新社〈中公新書〉、2008年4月。ISBN 978-4121019431。