花くらべ狸御殿
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花くらべ狸御殿 | |
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監督 | 木村恵吾 |
脚本 | 木村恵吾 |
出演者 |
喜多川千鶴 水の江瀧子 京マチ子 |
音楽 | 服部良一 |
撮影 | 牧田行正 |
製作会社 | 大映京都撮影所[1] |
配給 | 大映[2] |
公開 | 1949年4月17日[2] |
上映時間 | 88分[3] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『花くらべ狸御殿』(はなくらべたぬきごてん)は、1949年(昭和24年)公開のオペレッタ映画。木村恵吾が脚本、監督。
概要
[編集]タヌキを擬人化したミュージカル『狸御殿』シリーズの1作[2]。公開当時、映画は大ヒットとなり、水の江瀧子は往年の人気を取り戻した[4]。
特殊撮影には、東宝争議により東宝を離れていた円谷英二を起用している[3][2]。本作品では、魔女が使う魔法の表現などに合成が用いられている[2]。
国際劇場にて1949年6月11日から25日まで舞台版が上演された[5]。
同年公開された『透明人間現わる』では特撮に製作費がかかり過ぎ、水の江瀧子のレヴューが撮れなくなったため、『花くらべ狸御殿』の「涙の花くらべ」の3シーンとフィナーレを流用し、編集でレヴュー場面を作り上げた[4]。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
出演者
[編集]- おぼろ姫:喜多川千鶴[6]
- 魔女愛々:京マチ子[1]
- 魔女恋々:暁テル子[1]
- 魔女喃々:大伴千春[1]
- 黒太郎:水の江瀧子[1]
- 櫟林のポン:柳家金語樓[1]
- 歌手:灰田勝彦[1]
- 歌手:竹山逸郎[6]
- 歌手:三丁目文夫[6]
- 右大臣:杉狂児[1]
- 左大臣:藤井貢[1]
- 司法大臣:渡辺篤[1]
- 官吏法典:村田宏寿[1]
- 秘書官狸春:寺島貢[1]
- 楽器店々員:上田寛[6]
- 妖婆泥々:常盤操子[6]
- 老女姥桜:香住佐代子
- 尾花お露:大美輝子[6]
- 大蔵大臣:武田徳倫[1]
- 町長:加賀美健一
- 町の有力者:牧龍介[6]
- 巡査:大河原左雁次[6]
- あんま:三浦志郎[6]
- 女給おそよ:野々宮由紀[1]
- 侍女かすみ:藤代鮎子[1]
- 侍女かをる :丸山英子[6]
- 侍女かげろう:小柳圭子[6]
- 舞踏会の客:園御幸[6]
- 侍女さぎり:南春恵[6]
- 有力者夫人:赤木春生[6]
- 女給きぬた:芦原圭子[6]
- 女給おゆう:早見栄子[6]
- 女給おあき:柳恵美子[6]
- 女給おてる:宮島久仁子[6]
- 女給おなつ:吉井夏代子
- 郡舞:大阪松竹歌劇団[6]
スタッフ
[編集]- 企画:清水龍之介[1]
- 監督・脚本:木村恵吾[1]
- 撮影:牧田行正[1]
- 録音:中村敏夫[1]、長岡栄[6]
- 美術:上里義三[3]、太田誠一[6]
- 作曲:服部良一[6]
- 作詞:佐伯孝夫[6]
- 按舞:飛鳥亮
- 演奏:中澤壽士楽団[6]
- 照明:岡本健一[1]、松井正夫
- 特殊撮影:円谷英二[6]
- 編輯:宮田味津三
- 装置:梶谷市造[6]
- 特殊工作:山本夘一郎[6]
- 装飾:水谷秀太郎[6]
- 背景:高橋米糊、太田多三郎[6]
- 記録:木村恵美[6]
- 衣装:黒澤好子[6]
- 美粧:小林昌典[6]
- 結髪:石井エミ[6]
- スチール:小牧照[6]
- 演技事務:松浪錦之助[6]
- 進行:竹内次郎[6]
- 製作主任:小林利勝[6]
主題歌
[編集]ビクター・レコード
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t kinenote.
- ^ a b c d e 円谷英二特撮世界 2001, p. 24, 「花くらべ狸御殿」
- ^ a b c 花くらべ狸御殿 角川映画、2020年1月23日閲覧。 アーカイブ 2021年6月15日 - ウェイバックマシン
- ^ a b 『狸御殿玉手箱 LD-BOX』付属冊子P4、1994年03月25日発売、型番PILD-7095
- ^ 昭和24年6月8日発行、「浅草国際劇場 NO.22 花くらべ狸御殿」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq 国立映画アーカイブ.
参考文献
[編集]- 『円谷英二特撮世界』勁文社、2001年8月10日。ISBN 4-7669-3848-8。
- “花くらべ狸御殿”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2024年9月2日閲覧。
- “花くらべ狸御殿”. 国立映画アーカイブ. 独立行政法人国立美術館. 2024年9月2日閲覧。