花の拠点「はなふる」
花の拠点「はなふる」 hanafuru | |
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施設情報 | |
テーマ | 花・庭 |
事業主体 | 恵庭市 |
面積 | 約6.1 ha |
所在地 |
〒061-1375 北海道恵庭市南島松828-3 |
位置 | 北緯42度53分53秒 東経141度35分11秒 / 北緯42.89806度 東経141.58639度座標: 北緯42度53分53秒 東経141度35分11秒 / 北緯42.89806度 東経141.58639度 |
公式サイト | 花の拠点 はなふる |
花の拠点「はなふる」(はなのきょてん「はなふる」、英: hanafuru)は、北海道恵庭市にある庭園を中心とした観光地。道の駅や農産物直売所、観光案内所や子どものあそび場などがある。2022年に恵庭市で開催予定の全国都市緑化フェア『第39回全国都市緑化北海道フェア』のメイン会場の1つとなることが決まっている[1]。
沿革
[編集]恵庭市は市民活動を中心に「花のまちづくり」が注目されているほか、道と川の駅花ロードえにわには年間100万人を超える訪問客がある[2]。ところが、気軽に花と触れ合う場所が少ないほか、「花のまちづくり」に携わる市民の拡大や人材育成が課題となってきていた[2]。そこで、「第2期恵庭市観光振興計画」に基づき、気軽に花と触れ合うことができ、観光客などにとって魅力あるエリアをつくることで、「花のまち恵庭」の知名度を浸透させる「花の観光拠点の整備」を計画した[3]。拠点となる場所は、道と川の駅花ロードえにわの隣接地と旧恵庭市保健センターの敷地を合わせて整備する事とし[4]、恵み野のオープンガーデンや隣接する漁川の河川空間と連動した拠点、恵庭の情報発信や観光拠点となる施設づくりを計画した[4]。また、恵庭駅前にある緑と語らいの広場複合施設(愛称:えにあす)に移転した旧恵庭市保健センターの建物を改修し、花の拠点のセンターハウスとして活用することとした[5]。
年表
- 2016年(平成28年):「花の拠点」基本計画策定。
- 2018年(平成30年):実施設計委託業者が高野ランドスケーププランニングに決定。パークPFIで公募していた宿泊施設の整備・運営業者が積水ハウス、道と川の駅花ロードえにわの運営管理事業者がデリシャスに決定[6]。
- 2020年(令和 2年):道と川の駅花ロードえにわがリニューアルオープンし[7]、恵庭農畜産物直売所「かのな」が移転新築してオープン[8]。愛称が「はなふる」に決定[9]。花の拠点オープン[10]。
利用案内
[編集]- 道と川の駅花ロードえにわ
- 営業時間:9:00 - 18:00(4月から10月)、9:00 - 17:00(11月から3月)
- 休館日:12月29日から1月2日
- 恵庭農畜産物直売所「かのな」
- 営業時間:10:00 - 16:00
- 定休日:12月29日から1月11日
- えにわファミリーガーデン「りりあ」
- 営業時間:10:00 - 16:00(最終受付15:00)
- 対象年齢:生後6カ月から小学6年生まで
- 利用料金
- 恵庭市外:こども250円(1時間)、保護者250円
- 恵庭市内:3歳未満無料、3歳以上200円(1時間)、保護者200円
- RVパーク
- チェックイン受付:12:00 - 17:00、チェックアウトは10:00まで
- 電話受付:9:00 - 17:00
- 利用料金:1泊2,500円(1台)
- 休館日:12月29日から1月3日
- 電気自動車用電源:1回500円(30分)
施設
[編集]ガーデンエリアはコンセプトの異なる7つのガーデンで構成している。えにわファミリーガーデン「りりあ」にはボーネルンドの遊具を使用した4つのエリアで構成している。
ガーデンエリア
- えこりん村 キッチンガーデン(アレフ)
- グラベルガーデン(上野ファーム)
- 暮らしを恵む庭(恵庭市フラワーマスター協議会)
- プレイグラウンド(十勝千年の森)
- 大きなカステラが焼けるお庭(キノ花園計画、未季庭園設計事務所)
- ミチノモリ(イコロの森)
- 虹色の鳥(サンガーデン)
道と川の駅花ロードえにわ
恵庭農畜産物直売所「かのな」
センターハウス
- 恵庭観光案内所
- えにわファミリーガーデン「りりあ」
- アクティブエリア
- ボールプールエリア
- ロールプレイエリア
- ベビーエリア
- 屋外エリア(冬季利用不可)
RVパーク 花ロードえにわ
- シャワールーム
- コインランドリー
- キッチン
アクセス
[編集]- えにわコミュニティバス「道と川の駅・中島公園」バス停下車
- 新千歳空港から車で約30分
- 札幌駅から車で約45分
- 旭川駅から車で約2時間
- 帯広駅から車で約2時間20分
- 函館駅・釧路駅から車で約3時間45分
脚注
[編集]- ^ “第39回全国都市緑化北海道フェアの開催が正式決定しました!”. 恵庭市. 2020年12月1日閲覧。
- ^ a b 基本計画 2016, p. 3.
- ^ 基本計画 2016, pp. 3–4.
- ^ a b 基本計画 2016, p. 4.
- ^ 基本計画 2016, p. 10.
- ^ “「花ロードえにわ」隣接地に宿泊施設 積水ハウスが整備”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2018年11月3日) 2020年11月23日閲覧。
- ^ “道と川の駅「花ロードえにわ」 装い新たにオープン”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2020年3月17日) 2020年11月23日閲覧。
- ^ “北海道・道の駅「花ロードえにわ」併設の恵庭農産物直売所「かのな」、4月4日移転オープン”. リアルエコノミー (2020年3月19日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “(仮称)花の拠点愛称募集(愛称が決定しました!)”. 恵庭市. 2020年12月1日閲覧。
- ^ “恵庭市の花の拠点「はなふる」がオープン”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2020年11月15日) 2020年11月21日閲覧。
参考文献
[編集]- “「花の拠点」基本計画” (PDF). 恵庭市 (2016年). 2020年11月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 花の拠点 はなふる(ハナフル)
- 花の拠点【はなふる】 (@eniwa_hana) - Instagram