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花藻(はなも)
- 第一義的には、海草・水草(バイカモ、金魚藻、フサ藻、柳藻、松藻)などに咲く花。
また海藻が赤・黄・緑など原色の美しい色をして花のようであるために、この美称として用いられることもある。海草と海藻の違いは、前者は根・茎・葉などが区別できるが、後者は区別できない特徴がある。夏の季語。
- 16世紀の三河国宝飯郡(現、愛知県豊川市)の女性の名。彼女の恋愛物語が、豊川市の郷土史に有名である。井戸に身を投げて自害したことで、かつてはその井戸が、古井戸という地名となっていた。越後国長岡藩主牧野氏・信濃国小諸藩主牧野氏の上級家臣である槙氏・真木氏の先祖の一族。詳細は、真木花藻を参照。