芹沢高志
表示
芹沢 高志(せりざわ たかし、1951年7月20日 - )は、日本のアートディレクター、都市・地域計画家、翻訳家。
AAFネットワーク実行委員会事務局長、デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長。P3 art and environment主催。日本アートマネジメント学会会員。NPO BEPPU PROJECT理事。
人物
[編集]東京都生まれ。1975年、神戸大学理学部数学科卒業。1978年、横浜国立大学工学部建築学科卒業。同年から、(株)リジオナル・プランニング・チーム研究員として、生態学的土地利用計画の研究に従事。
東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、1989年、P3 art and environmentディレクター。1995年、ピースリーマネジメント(有)代表取締役。1999年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアートや環境関係プロジェクトを展開。
2002年、慶応義塾大学理工学部物理情報工学科非常勤講師(~2007年)。2006年、P3 art and environment統括ディレクター
その他経歴
[編集]- 1999/04:日本建築学会編集委員会委員(2年間)
- 2002/01:アサヒ・アート・フェスティバル事務局長
- 2002/07:とかち国際現代アート展「デメーテル」総合ディレクター
- 2005/09:横浜トリエンナーレ2005キュレーター
- 2009/04:別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」総合ディレクター
- 2010/04:アート・アンド・パブリック協会理事
- 2012/08:デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長、
- 2012/10:別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」総合ディレクター
- 2014/07:「さいたまトリエンナーレ2016」ディレクター
- 2015/07:別府現代芸術フェスティバル2015「混浴温泉世界」総合ディレクター
著書
[編集]単著
[編集]共著
[編集]- 『Cai Guo-Qiang』(Dana Friis-Hansen, Octavio Zaya共著、Phaidon Press) 2002
- 『混浴温泉世界 : 場所とアートの魔術性』(Beppu Project、監修、BEPPU PROJECT) 2010
- 『別府』(Beppu Project, P3 Art and Environment編、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会) 2012
翻訳
[編集]- 『全生命のためのテクノロジー : 適正技術に文明の未来を探る』(レイン・ド・モル、ジジ・コー編、共訳、めるくまーる) 1983
- 『宇宙船とカヌー』(ケネス・ブラウワー、JICC出版局) 1984、のちちくま文庫、のち山と溪谷社 (ヤマケイ文庫)で再刊
- 『テトラスクロール』(R.バックミンスター・フラー、めるくまーる) 1985
- 『自己組織化する宇宙 : 自然・生命・社会の創発的パラダイム』(エリッヒ・ヤンツ、内田美恵共訳、工作舎) 1986
- 『バイオシェルター : エコロジカルな環境デザインをもとめて』(ナンシー・ジャック・トッド, ジョン・トッド、工作舎) 1988
- 『雪豹』(ピーター・マシーセン、めるくまーる) 1988、のちハヤカワ文庫
- 『ウィダの総督』(ブルース・チャトウィン、芹沢真理子共訳、めるくまーる) 1989
- 『フラーがぼくたちに話したこと』(フラー述、リチャード・J・ブレネマン編、高岸道子共訳、めるくまーる) 1990
- 『パタゴニア』(ブルース・チャトウィン、芹沢真理子共訳、めるくまーる) 1990
- ※1998年の「新装版」は芹沢真理子単独名義
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 日外アソシエーツ現代人物情報
- http://artscape.jp/dictionary/author/10010770_1827.html