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若い歌声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「若い歌声」
橋幸夫シングル
B面 花は呼んでいる
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ビクター(VS-1146)
作詞・作曲 佐伯孝夫(作詞)
吉田正(作曲)
橋幸夫 シングル 年表
お嬢吉三
(1963年10月20日)
若い歌声
月夜の渡り鳥
(1963年12月5日)
橋幸夫吉永小百合 年表
若い東京の屋根の下
(1963年4月20日)
若い歌声
(1963年)
そこは青い空だった
(1964年4月25日)
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若い歌声」(わかいうたごえ)は、1963年11月5日に ビクターより発売された橋幸夫の34枚目のシングル(VS-1146)で、「いつでも夢を」「若い東京の屋根の下」につづく吉永小百合との3枚目のデュエット曲である[1]。TBSドラマ「いつでも歌を」の主題歌となっている。

概要

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  • 橋は、前年9月20日に発売した吉永小百合とのデュエット曲「いつでも夢を」(VS-807)で、第4回日本レコード大賞を受賞し、「夢のコンビ」といわれ[2]、その後デュエット2作目として「若い東京の屋根の下」が発売され、これがヒットすると、3作目として本楽曲が制作された。
  • 作詞は佐伯孝夫、作曲は吉田正で、前2作品と同じく橋と吉永の両恩師による楽曲である。
  • 前2者に比較して、近年ではベスト盤への収録も殆どないが、小野善太郎は「埋もれてしまうには実にもったいない名曲」[3]としている。
  • 本楽曲には「セリフの掛け合いもあり」、「いつでも夢を」と違って、一緒に吹き込みを行っている。前曲「若い東京の屋根の下」が「古き良き東京のムードが溢れていた」のに対して今回は、「幼馴染みの故郷の歌」「雪ぐつはいたお人形」「丘のポプラ」など、歌詞やセリフに子供時代のふるさと(田舎)の情景が歌われている。
  • c/wの「花は呼んでいる」も佐伯作詞、吉田作曲であるが、前回のB面が橋の単独歌唱であったためか、今回は吉永の単独歌唱となっている。AB両面ともデュエット曲が収録されているのは、橋・吉永デュエットの最終作となる第6作のA面「夢みる港」B面「あの娘はまちへ」のみである。

収録曲

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  1. 若い歌声
    作詞: 佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  2. 花は呼んでいる
    作詞: 佐伯孝夫、作・編曲:吉田正

収録アルバム

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  • 橋幸夫
    初期のベスト盤(LP)での収録はあるが、近年のCDでのベスト盤への収録はない。
    CD-BOXでは『橋幸夫大全集』(1993年9月20日)のDISC3、『橋幸夫のすべて』(2011年2月8日)DISC-2に収録
  • 吉永小百合
    『吉永小百合 ザ・ベスト』(2013年11月20日)VICL-41320
    CD-BOXでは『吉永小百合 ベスト100』(2012年10月3日)DISC-2に収録
    本BOXには、橋とのデュエット曲7曲全て収録されている。

出典

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  1. ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
  2. ^ 『橋幸夫・吉永小百合 夢のコンビ』(MBK3083)1963年12月 ビクター出版株式会社 参照
  3. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 42頁