若松佑弥
基本情報 | |
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本名 | 若松 佑弥 |
通称 | リトル・ピラニア |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1995年2月9日(29歳) |
出身地 | 鹿児島県薩摩川内市 |
所属 | TRIBE TOKYO M.M.A |
身長 | 167cm |
体重 | 57kg |
リーチ | 166cm |
階級 | フライ級 |
若松 佑弥(わかまつ ゆうや、1995年2月9日 - )は、日本の男性総合格闘家。鹿児島県薩摩川内市出身。TRIBE TOKYO M.M.A所属。
現役時代にピラニアと称された師匠の長南亮にあやかり、リトル・ピラニアの異名を取る[1]。
来歴
[編集]学生時代は喧嘩にあけくれていて中学校を卒業後、地元の鹿児島県で鳶職に就いていたが、18歳の時に総合格闘家を志して上京し、TRIBE TOKYO M.M.Aに入門[2][3]。2015年に20歳でプロデビューした。
パンクラス
[編集]2016年3月13日、PANCRASE 276のネオブラッド・トーナメントフライ級一回戦で棚田直樹と対戦し、1RにパウンドでTKO勝ち。
2016年6月12日、PANCRASE 278のネオブラッド・トーナメントフライ級準決勝でNavEと対戦し、3RにパウンドでTKO勝ち。
2016年9月11日、PANCRASE 280のネオブラッド・トーナメントフライ級決勝で田中千久と対戦し、1Rにボディへの膝蹴りでTKO勝ち。全試合ノックアウト勝利で優勝を飾り、MVPを獲得した。
2016年12月18日、PANCRASE 283でフライ級ランキング8位の荻窪祐輔と対戦し、2-1の判定勝ち。
2017年5月28日、PANCRASE 287でフライ級ランキング9位の古間木崇宏と対戦し、2Rに左フックでKO勝ち。
2017年10月8日、PANCRASE 290でフライ級ランキング5位の翔兵と対戦。2Rにスタンドパンチ連打でダウンを奪い、パウンドでTKO勝ちを収めた。
2018年2月4日、PANCRASE 293のフライ級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチで王者の仙三と対戦。互いにダウンを奪い合う激闘の末、5Rに膝蹴りでTKO負け[4]。王座獲得に失敗した。
2018年7月1日、PANCRASE 297で前フライ級キング・オブ・パンクラシストのマモルと対戦し、2Rにスタンドパンチ連打でTKO勝ち。
ONE Championship
[編集]2018年9月22日、ONE Championship初参戦となったONE Championship: Conquest of Heroesでダニー・キンガドと対戦。1Rに右フックでダウンを奪ったが、2R途中に左膝への関節蹴りを受けてからペースを握られ、0-3の判定負け。
2019年3月31日、ONE Championship: A New Eraのフライ級ワールドグランプリ一回戦で元UFC世界フライ級王者のデメトリアス・ジョンソンと対戦し、2Rにギロチンチョークで一本負け。
2019年8月2日、ONE Championship: Dawn of Heroesのフライ級ワールドグランプリリザーブマッチで元ONE世界フライ級王者のジェヘ・ユースタキオと対戦し、1Rに右ストレートでKO勝ち。
2021年4月21日、ONE Championship: ONE on TNT 3でONE世界フライ級ランキング5位のリース・マクラーレンと対戦し、3-0の判定勝ち[5]。
2022年3月26日、ONE Championship: ONE XのONE世界フライ級タイトルマッチで王者アドリアーノ・モラエスに挑戦し、タックルを仕掛けた際にカウンターのギロチンチョークを極められ3R一本負け。王座獲得に失敗した。
2022年11月19日、ONE 163: Akimoto vs. Petchtanongでウ・ソンフンと対戦し、1R KO負け。この試合は若松が計量で約1.8kgオーバーし計量失格となっており、約1.8kg上(139ポンド)のキャッチウェイトで行われた試合だった[6]。
2023年7月15日、 ONE FightNight 12: Superlek vs. Khalilovでシェ・ウェイと対戦し1R KO勝ち。しかしこの試合は若松は体重オーバーで失格しており、その後も尿比重でオーバーしたことで計量失格となっている。その後、ウェイが対戦に了承したことで成立した試合だった。若松はこれで2試合連続計量失格となった[7]。また試合後には若松が自身のTwitterに、計量失格の試合を了承してくれたウェイを一方的にKOするシーンの動画をアップして「とりあえずぶっ飛ばしてきました!」と投稿したことでファンから避難されるなど物議を醸した[8]。
戦績
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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23 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
17 勝 | 12 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 |
6 敗 | 2 | 3 | 1 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ダニー・キンガッド | 5分3R終了 判定3-0 | ONE 165: Superlek vs. Takeru | 2024年1月28日 |
○ | シェ・ウェイ | 1R 2:06 TKO (パウンド) | ONE FightNight 12: Superlek vs. Khalilov | 2023年7月15日 |
× | ウ・ソンフン | 1R 2:46 TKO(パウンド) | ONE 163: Akimoto vs. Petchtanong | 2022年11月19日 |
× | アドリアーノ・モラエス | 3R 3:58 ギロチンチョーク | ONE Championship: ONE X 【ONE世界フライ級タイトルマッチ】 |
2022年3月26日 |
○ | フー・ヨン | 5分3R終了 判定3-0 | ONE Championship: Winter Warriors | 2021年12月3日 |
○ | リース・マクラーレン | 5分3R終了 判定3-0 | ONE Championship: ONE on TNT 3 | 2021年4月22日 |
○ | キム・キュサン | 1R 1:46 KO(右フック) | ONE Championship: Inside the Matrix 2 | 2020年10月30日 |
○ | キム・デファン | 5分3R終了 判定3-0 | ONE Championship: Century Part 1 | 2019年10月13日 |
○ | ジェヘ・ユースタキオ | 1R 1:59 KO(右ストレート) | ONE Championship: Dawn of Heroes | 2019年8月2日 |
× | デメトリアス・ジョンソン | 2R 2:40 ギロチンチョーク | ONE Championship: A New Era 【ONEフライ級ワールドグランプリ 一回戦】 |
2019年3月31日 |
× | ダニー・キンガッド | 5分3R終了 判定0-3 | ONE Championship: Conquest of Heroes | 2018年9月22日 |
○ | マモル | 2R 0:39 TKO(スタンドパンチ連打) | PANCRASE 297 | 2018年7月1日 |
× | 仙三 | 5R 2:18 TKO(膝蹴り) | PANCRASE 293 【フライ級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ】 |
2018年2月4日 |
○ | 翔兵 | 2R 2:53 TKO(スタンドパンチ連打→パウンド) | PANCRASE 290 | 2017年10月8日 |
○ | 古間木崇宏 | 2R 2:27 KO(左フック) | PANCRASE 287 | 2017年5月28日 |
○ | 上嶋佑紀 | 1R 2:49 TKO(パウンド) | PANCRASE 285 | 2017年3月12日 |
○ | 荻窪祐輔 | 3分3R終了 判定2-1 | PANCRASE 283 | 2016年12月18日 |
○ | 田中千久 | 1R 2:06 TKO(膝蹴り) | PANCRASE 280 【ネオブラッド・トーナメント フライ級 決勝】 |
2016年9月11日 |
○ | NavE | 3R 1:35 TKO(パウンド) | PANCRASE 278 【ネオブラッド・トーナメント フライ級 準決勝】 |
2016年6月12日 |
○ | 棚田直樹 | 1R 2:50 TKO(パウンド) | PANCRASE 276 【ネオブラッド・トーナメント フライ級 一回戦】 |
2016年3月13日 |
○ | 濱松定司 | 1R 0:40 TKO(肘打ち→パウンド) | PANCRASE 274 | 2015年12月20日 |
○ | 榛葉善也 | 1R 2:37 KO(膝蹴り) | ZST 48 | 2015年10月18日 |
× | 関口祐冬 | 1R 2:43 腕ひしぎ十字固め | VTJ in OSAKA | 2015年6月21日 |
獲得タイトル
[編集]表彰
[編集]- パンクラス 第22回ネオブラッド・トーナメント MVP
脚注
[編集]- ^ “【パンクラス】期待の新人王・若松佑弥「フナからピラニアに戻りたい」”. イーファイト (2017年12月2日). 2018年6月20日閲覧。
- ^ “【PANCRASE】9連勝の若松佑弥「チームだから秋葉も一緒に」=10.8 PANCRASE290で翔兵にTKO勝利”. ゴング格闘技 (2017年11月6日). 2018年6月20日閲覧。
- ^ “ケンカ屋の血が騒ぐ!「KOでブッ飛ばされるのが運命」 “若きピラニア”若松佑弥、王者を挑発”. Abema 格闘TIMES (2018年2月4日). 2018年6月20日閲覧。
- ^ “【Pancrase293】とんでもない、魂の激闘。仙三が若松にTKO勝ち!!”. MMAPLANET (2018年2月4日). 2018年6月20日閲覧。
- ^ ONE Championship 4.15 シンガポール:若松佑弥、難敵マクラーレン下しフライ級王座に前進「トップ戦線で競り勝てる強みを見つけた」 バウトレビュー 2021年4月22日
- ^ “【ONE】若松佑弥が衝撃の初回TKO負け、韓国ソンフンとの打撃戦に散る”. eFight【イーファイト】 (2022年11月19日). 2024年6月27日閲覧。
- ^ “【ONE】若松佑弥、まさかの2戦連続の計量失敗、試合はキャッチウェイトに=7.15”. eFight【イーファイト】 (2023年7月14日). 2024年6月27日閲覧。
- ^ “若松佑弥Twitterより(※現在は、若松がアカウントを削除済み)”. 2023年7月閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 若松佑弥 (@yuya0209c4) - X(旧Twitter)
- 若松佑弥 (@yw0209c4) - Instagram
- パンクラス 選手データ
- 若松佑弥の戦績 - SHERDOG