コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

草川直也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
くさかわ なおや
草川 直也
本名 草川 義夫
生年月日 (1929-06-11) 1929年6月11日(95歳)
出生地 満洲国の旗 満洲国 [注釈 1]
国籍 日本
職業俳優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1959年 - 1970年代半ば
テンプレートを表示

草川 直也くさかわ なおや[出典 1]1929年昭和4年〉6月11日[出典 2] - )は、日本の元俳優。本名は草川 義夫。満州[注釈 1]生まれ[1][3]

来歴・人物

[編集]

満州公立新京第一中学校卒業。1951年新演劇研究所の研究生から演劇活動を経て、1957年に俳優・笠智衆に師事し、付き人となる。1959年東宝と契約し、映画でバイプレーヤーとして活躍した。さまざまなジャンルに及ぶ作品群の中で幅広い役柄を演じたが、主にアクション映画クレージー映画における個性的な役柄で存在感を発揮した[2]

独立愚連隊西へ 』(1960年、岡本喜八監督)、『やま猫作戦』(1962年、谷口千吉監督)、『クレージーの怪盗ジバコ』(1967年、坪島孝監督)などでは中国人の役を演じ、流暢な中国語を披露している。

東宝が専属契約制度を廃止した後も、1970年代半ばまで俳優として活動したが、俳優仲間だった天本英世の著書『スペイン回想』によると、その後俳優を引退し、出家して僧侶となったようである[5]

主な出演作品

[編集]

映画

[編集]

テレビ

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ a b 現:中国吉林省
  2. ^ a b ノンクレジット。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e 東宝特撮映画全史 1983, p. 529, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  2. ^ a b c d ゴジラ大百科 1993, p. 118, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  3. ^ a b c d e モスラ映画大全 2011, p. 51, 「脇役俳優辞典17」
  4. ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「6月11日 / 6月12日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、157頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  5. ^ 天本英世『スペイン回想 『スペイン巡礼』を補遺する』話の特集、1982年、[要ページ番号]頁。 
  6. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 59, 「『世界大戦争』作品解説/俳優名鑑」
  7. ^ a b c 東宝特撮映画全史 1983, pp. 536–537, 「主要特撮作品配役リスト」

出典(リンク)

[編集]

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]