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荒井優奈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
荒井 優奈 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム あらい ゆうな
ラテン文字 Yuna ARAI
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
所属 積水化学
生年月日 (2000-04-26) 2000年4月26日(24歳)
出身地 兵庫県
1500m 4分26秒28
3000m 9分10秒78
5000m 15分44秒13
10000m 32分11秒08
ハーフマラソン 1時間14分45秒
獲得メダル
陸上競技
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荒井 優奈(あらい ゆうな、2000年4月26日 - )は、日本陸上競技選手、長距離走

経歴

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私立啓明学院中学校、私立須磨学園高等学校卒業。名城大学法学部法学科に在学し女子駅伝部に所属。

啓明学院中学校では次第に長距離で強さを発揮するようになった。当時、県内で最強の中学生ランナーとされ、後に高校でのチームメイトとなる同期の大西ひかり(現 日本郵政グループ)と同じレースで争う[1]程の実力になった。さらに、中3時には全国大会にも出場を果たしている。

2016年に陸上の強豪校・須磨学園高に進学し駅伝クロスカントリーで好成績を残した。西脇工業の田中希実後藤夢らが卒業した後の2018年の高3時になって初めて兵庫県代表として全国高校駅伝に出場できた。3区3kmで区間4位9:42と健闘した。1区土井葉月(1年)、アンカー5区大西ひかり(3年)らを擁するチームも総合5位に入った[2]。また、全国女子駅伝でも7区で区間賞を獲得し兵庫県チームの4位入賞に貢献した。クロスカントリー日本選手権では、高1でジュニア4㎞に優勝するなど3年連続で上位に入った。そこでのちの名城大でのチームメイトとなる同期の小林成美(長野東高)と3年連続で競った。

2019年に名城大学入学。名城大では上級生の加世田梨花(成田出身)、和田有菜(長野東出身)、髙松智美ムセンビ(大阪薫英女学院出身)らに次ぐ中心メンバーとなった、同期の小林成美と山本有真(愛知・光ヶ丘女子出身)とともに二大駅伝(全日本大学女子駅伝大学女子選抜(富士山女子)駅伝)に出場しいずれも優勝を果たした。上り坂に強いらしく全日本大学女子駅伝では最終6区に起用された。この区間にある厳しい上り坂について問われて「高校時代の通学で慣れているから気にならない」と語ったことが日本テレビの実況中に紹介された。

2020年には調子を崩して2大駅伝のメンバーから外れたが、年末には自己記録も更新し復活した。今後は10000mの走力を生かして、より長い距離のトラックレースや駅伝区間で活躍していくと思われる。

卒業後は積水化学に所属し競技を継続している。

主な記録

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大会 種目 順位 備考
2017年 クロスカントリー日本選手権 ジュニア4km 優勝[3]
2018年 クロスカントリー日本選手権 ジュニア6km 7位[4]
三重インターハイ2018 3000m 15位[5]
全国高校駅伝女子 3区 区間4位 須磨学園高校5位[6]
2019年 全国女子駅伝 7区 区間賞 兵庫県4位[7]
クロスカントリー日本選手権 ジュニア6km 8位[8]
日本学生個人 5000m 優勝[9]
日本インカレ 10000m 7位[10]
全日本大学女子駅伝 6区 区間2位 名城大学優勝[11]
セブンヒルズロードレース(オランダ) 15㎞ 12位
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 1区 区間4位 名城大学優勝[12]
2020年 全国女子駅伝 4区 区間8位 兵庫県6位[13]
クロスカントリー日本選手権 シニア8km 21位[14] 名城大学団体優勝
日本インカレ 10000m 8位[15]
2021年 学生女子ハーフマラソン ハーフマラソン 3位[16]
第105回日本選手権・袋井 10000m 14位[17]
日本学生個人 5000m 3位[18]

脚注

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  1. ^ リザルト”. haaa. 2020年2月18日閲覧。
  2. ^ 2018(平成30)年第30回女子大会記録 全国高校駅伝事務局・毎日新聞社
  3. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月8日閲覧。
  4. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月8日閲覧。
  5. ^ リザルト”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
  6. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  7. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月8日閲覧。
  8. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月8日閲覧。
  9. ^ リザルト”. iuau. 2020年2月11日閲覧。
  10. ^ リザルト”. iuau. 2020年2月11日閲覧。
  11. ^ 総合成績”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  12. ^ 大会結果”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  13. ^ リザルト”. iaaf. 2020年2月8日閲覧。
  14. ^ 2020クロカン日本選手権”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
  15. ^ リザルト”. jaaf. 2020年9月13日閲覧。
  16. ^ リザルト”. iuau. 2021年3月14日閲覧。
  17. ^ リザルト”. iaaf. 2021年5月3日閲覧。
  18. ^ リザルト”. iuau. 2021年6月5日閲覧。

外部リンク

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