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荒野のナポレオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『荒野のナポレオン』
画像外部リンク
Napoleon in the Wilderness - WikiArt.org
荒野のナポレオン(英語版ウィキペディア)
作者マックス・エルンスト
製作年1941
寸法46.3 cm × 38.1 cm (18.2 in × 15.0 in)
所蔵アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク
マックス・エルンスト(1968年)

『荒野のナポレオン』(こうやのナポレオン、英語: Napoleon in the Wilderness)は、シュルレアリストマックス・エルンストによって1941年に描かれた絵画。ニューヨーク近代美術館のコレクションに所蔵されている[1]。奥にはナポレオン、前の人物は、当時のエルンストのパートナーであった画家レオノーラ・キャリントンが描かれている[2]。レオノーラは手にサクソフォンのようなものを持ち、下半身がやや見えている。ナポレオンは茶色く、まるで全身が木材で作られたかのように見える。

彼の代表作の1つであり、ダリの作品などとよく比較される。

使用[編集]

横浜美術館では、「マックス・エルンスト フィギュア × スケープ」展(2012年)にてこの作品のレプリカも飾られた。

脚注[編集]

  1. ^ "Napoleon in the Wilderness", Museum of Modern Art
  2. ^ Lusty, Natalya (2007). Surrealism, Feminism, Psychoanalysis. Ashgate. p. 65. ISBN 9780754653363