菅原操
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菅原 操(すがわら みさお、1927年2月22日[1] - )は、日本の運輸官僚。海外鉄道技術協力協会(JARTS)最高技術顧問。極東鋼弦コンクリート振興株式会社(FKK)顧問。日本モノレール協会副会長。日本地下鉄協会リニアメトロ研究委員長。工学博士。
来歴・人物
[編集]静岡県静岡市出身。1939年、静岡県立静岡中学校入学[2]、四年終了にて1943年、陸軍予科士官学校に入学。翌1944年、陸軍航空士官学校に進み、満州・平安鎮にて訓練を受けた。その地で敗戦を迎え、1945年8月末、帰国、故郷の静岡での大学受験準備を経て、1946年、東京大学第二工学部土木工学科に入学、1949年、同卒業、運輸省入省。1952年6月、鉄道技術研究所。1960年8月、フランス留学。1961年7月、日本国有鉄道東京工事局土木課長。1966年3月、名古屋鉄道管理局施設部長。1967年4月、東京工事局次長。1969年3月、国鉄本社審議室調査役。1970年4月、東京工業大学工学部教授(文部教官)。1974年4月、国鉄に戻り、大阪工事局長。1975年11月、海外鉄道技術協力協会(JARTS)出向イラン事業本部長。1979年4月、国鉄本社施設局長。1980年7月、国鉄常務理事・北海道総局長。1983年7月、国鉄を退職。同年10月、東京理科大学理工学部教授。1988年6月、JARTS理事長。1994年7月、極東鋼弦コンクリート振興株式会社、副社長。1985年、ザイール国騎士勲章、1998年、勲三等瑞宝章。[3]
受賞歴
[編集]著書・共著
[編集]- 『懸け橋 : 鉄道と海外協力』 菅原操 著 交通新聞社 2005.12
- 『鉄道を巨大地震から守る』 仁杉巖 監修 ; 久保村圭助, 菅原操 編著 山海堂 2000.11
- 『交通特論』 菅原操 著 山海堂1982.9
- 『図解鉄道保線・防災用語事典』 菅原操 編 山海堂1980.9
- 『新交通計画特論 : 地域と交通の調和』 菅原操 著 山海堂 1979.1
- 『交通計画特論 : 総合交通体系への展望』 菅原操 著 山海堂 1970
- 『明日へのアプローチ : 国鉄その再建と将来』 森垣常夫, 菅原操 編著 交通協力会出版部 1970.3
- 『高強度軽量骨材コンクリート』 村田二郎, 菅原操, 宮崎昭二 共著 山海堂 1966
- 『PC工事の施工管理』 菅原操, 野口功 共著 山海堂 1966
家族
[編集]父:菅原佐賀衛(陸軍少将)
脚注
[編集]- ^ “菅原 操 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2022年6月23日閲覧。
- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 80頁。
- ^ HMV&BOOKS online 菅原操 プロフィール
外部リンク
[編集]- 菅原操インタヴュー
- 『菅原操 (海外鉄道技術協力協会最高技術顧問) オーラルヒストリー』(レポート)2005年3月。doi:10.24545/00001450 。「インタビュー対象者 : 菅原 操 (スガワラ ミサオ)インタビュアー : 森 直子武田 知己中村 尚史インタビュー期間 : 2004/6/1 - 2005/1/7カテゴリ : 1. 外交・防衛政策に関するオーラルヒストリー > 経済協力平成16年度文部科学省科学研究費補助金特別推進研究(COE)研究成果報告書[課題番号12CE2002]」
- 海外鉄道技術協力協会(JARTS)
- 極東鋼弦コンクリート振興株式会社(FKK)
- 日本モノレール協会
- 土木計画学研究委員会 歴代委員長 1985-1987: 菅原操