菅康弘
菅 康弘(かん やすひろ、1958年 - )は、日本のテレビプロデューサー。NHK経営企画局長、NHK理事・放送総局副総局長等を経て[1]、坂の上の雲ミュージアム総館長。エランドール賞等受賞。
略歴
[編集]愛媛県今治市出身。愛光中学校・高等学校を経て、一橋大学社会学部を卒業し、1982年日本放送協会(NHK)入局。城本勝は大学及び入局同期。NHKでは演出部から始め、プロデューサーなどとして、テレビドラマ製作に長く携わった[2][3][4]。
NHK室蘭放送局放送部を経て、1986年8月からNHK番組制作局芸能番組センタードラマ番組部ディレクター[5]。1992年7月NHK大阪放送局放送センター芸能部ディレクター、1996年7月放送総局・株式会社NHKエンタープライズ21出向、1999年6月放送総局付・株式会社NHKエンタープライズ21出向、2000年5月番組制作局芸能番組センタードラマ番組部チーフ・プロデューサー、2006年6月放送総局チーフ・プロデューサー、2010年6月放送総局エグゼクティブ・プロデューサー、2011年6月制作局制作主幹兼放送総局エグゼクティブ・プロデューサー、制作局第2制作センター長を経て、2012年6月編成局編成主幹兼株式会社NHKビジネスクリエイト取締役、2013年6月NHK編成局編成センター長兼東日本大震災プロジェクト事務局長、2014年6月13日NHK名古屋放送局長、2016年4月25日NHK経営企画局長[6][7]。
2017年4月からNHK理事を務め[8]、放送総局副総局長として、NHKスペシャルなど番組制作の統括や、アナウンス室の統括を担当[9][10]。2020年NHKエンタープライズ常務取締役、日本国際放送取締役[11]。2023年坂の上の雲ミュージアム総館長[12]。
人物
[編集]2002年度エランドール賞プロデューサー賞受賞。私生活では2012年9月に小野文惠NHKアナウンサーが結婚した相手であるとして、複数のメディアで報じられた[13][14][15][8]。
主な作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- 翔ぶが如く(1990年)演出
- 流れてやまず 長流不息〜遥かなる黄河(1992年)演出
- ええにょぼ(1993年)演出
- サザンスコール(1994年)演出
- 走らんか!(1995年)演出
- 流通戦争(1998年)製作統括
- 鶴亀ワルツ(1998年)製作統括
- 結婚前夜(1998年)製作統括
- 天使のマラソンシューズ(1999年)製作統括
- 双子探偵(1999年)製作統括
- 一絃の琴(2000年)製作統括
- ちゅらさん(2001年)製作統括※2002年度エランドール賞プロデューサー賞受賞
- ロッカーのハナコさん(2002年)制作統括※2002年10月期月間ギャラクシー賞受賞
- 真夜中は別の顔(2002年)製作統括
- 恋セヨ乙女(2002年)製作統括
- ちゅらさん2(2003年)製作統括
- 川、いつか海へ 6つの愛の物語(2003年)製作統括
- ちゅらさん3(2004年)製作統括
- ちゅらさん4(2007年)製作統括・演出
- 坂の上の雲(2009年-2011年)エグゼクティブ・プロデューサー(西村与志木と共同)・製作統括※放送文化基金賞番組部門本賞受賞
脚注
[編集]- ^ “NHK人事(25日付)”. Asahi.com (朝日新聞社). (2016年4月16日) 2016年4月27日閲覧。
- ^ 「「ドラマ」が伝えること」日本放送協会
- ^ 「NHK 小野文恵アナが選んだ50代敏腕P」日刊ゲンダイ2012年9月21日
- ^ [1]愛光経済懇話会
- ^ 「青天の霹靂!? NHKイチの酒豪アナ・小野文恵が踏み切った同僚婚」日刊ゲンダイ2012年9月25日
- ^ [2]NHKビジネスクリエイトNHK
- ^ 「NHK森田美由紀アナ 局次長級に昇進 上田早苗アナは専任部長に」スポーツニッポン2014年5月31日
- ^ a b 「会長・副会長・理事」日本放送協会
- ^ [3]
- ^ [4]
- ^ 役員名簿 日本国際放送
- ^ 菅さん 新総館長に就任 2023/07/04 05:00読売新聞
- ^ NHK小野文恵アナ結婚 同局の男性と 朝日新聞 2012年9月19日閲覧
- ^ NHK「ガッテン」44歳・小野文恵アナ結婚 - サンケイスポーツ2012年9月20日
- ^ NHK 小野文恵アナが選んだ50代敏腕P - 日刊ゲンダイ2012年9月21日
関連項目
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