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菅野良松

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

菅野 良松(すがの の ながまつ、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族朝臣官位従五位下但馬介

経歴

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左大史を経て、清和朝中期の貞観11年(869年従五位下加賀介に叙任されるが、翌貞観12年(870年備中介に遷る。

その後、内位の従五位下に叙せられ、陽成朝元慶6年(882年但馬介に任ぜられるが、就任早々以下を言上する。

但馬国の出挙に用いる正税の雑稲は74万束であるが、年月を経て減少し、現在確認すると不足した状態になっている。ついては、隣国の穀を譲り受けて不足分に充当したい。

これは許されて、丹後国の不動穀4000斛、因幡国の不動穀6000斛が但馬国に譲られた[1]

官歴

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日本三代実録』による。

脚注

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  1. ^ 『日本三代実録』元慶6年5月11日条

参考文献

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