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董白

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

董 白(とうはく、176年以降 - 初平3年(192年)?)は、中国後漢末期の女性。祖父は董卓。父母の名前やは不詳。

生涯

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初平元年(190年)、祖父の董卓が長安への遷都を行った際、董白はまだ15歳未満でも挿して(=成人して)いなかったにもかかわらず、渭陽君に封ぜられ、領地を与えられた[1]。領地受領の際は都尉中郎将らを従え、従父の董璜(董卓の甥)より印綬を与えられた[2]

没年についても記述は残っていないが、王允による董氏誅滅の際には、90歳になる董卓の母(董白にとって曾祖母)も他の一族同様に処刑されたという記述を見る限り、この時に他の一族同様に処刑されたと推測される。

小説『三国志演義』には登場しない。

脚注

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  1. ^ 『三国志』巻六、董卓伝注引『英雄記』「孫女名白,時尚未笄,封為渭陽君。」
  2. ^ 三国志』董卓伝注に引く王粲英雄記』より。

関連項目

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