薛珠麗
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せつ しゅれい 薛 珠麗 | |
---|---|
生誕 |
1970年4月11日 日本 |
死没 |
2023年7月30日(53歳没) 日本・神奈川県横浜市 |
国籍 | 日本 |
職業 | 演出家、翻訳家、劇作家 |
薛 珠麗(せつ しゅれい、Shurei Sit、1970年4月11日[要出典] - 2023年7月30日[要出典])は、日本の演出家、劇作家、戯曲翻訳家である。
神奈川県横浜市出身、国際基督教大学卒[1]。英米人演出家の通訳として演劇活動を始め、やがて戯曲翻訳、演出補と活動を広げていき演出や劇作にも進出[2]。
英語と日本語、ストレートプレイとミュージカルを専門とする[2]。
人物
[編集]横浜市出身[1]。中華街で育ち、幼稚園から[要出典]インターナショナル・スクールに通う[1]。国際基督教大学教養学部語学科を卒業[1]。専攻はコミュニケーション[1]。
出生時より国籍は日本であり、薛珠麗は通名である[1]。
来歴
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- 1992年 宮本亜門のミュージカル・スタッフ・ワークショップに1年間参加[2]
- 1994年 tpt(シアタープロジェクト・東京)に丁稚奉公に入り、修行を開始[2]
- 1995年 英米人演出家の通訳となる[2]
- 1998年 戯曲翻訳に進出[2]
- 2002年 演出に進出[2]
- 2007年 tptを離れる[2]
- 2008年 劇作に進出[2]
- 2009年 第1回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞[2]
- 2012年 演劇通訳を引退、主軸を戯曲翻訳と演出へ移す[2]。『英語で読むミュージカル』の活動を開始[2]
参加作品等
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演出
[編集]- 2002年 『蜘蛛女のキス』(ベニサン・ピット、tpt製作)[2]
- 2005年 『CLOSER』(ベニサン・ピット、tptワークショップ)[2]
- 2006年 『橋の上の男』(シアターX、ギィ・フォワシィシアター)[2]
- 2007年 『ストレス解消センター行き/母からの手紙』(銀座みゆき館劇場、ギィ・フォワシーシアター)[2]
- 2013年 『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』(音楽実験室、新世界)[2]
劇作&演出補&演出家通訳
[編集]- 2008年 『1945』(世田谷パブリックシアター、共作及び演出:ロバート・アラン・アッカーマン)[2]
戯曲翻訳&演出補/演出助手/演出家アシスタント&通訳
[編集]- 1999年 『愛の勝利』(作:マリヴォー、演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1999年 『橋からの眺め』(作:アーサー・ミラー、演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1999年 『債鬼』(作:ストリンドベリ、演出:ジョナサン・バトレル、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1999年 『令嬢ジュリー』(作:ストリンドベリ、演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2000年 『Naked-裸』(作:ピランデッロ、演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2000年 『地獄のオルフェ』(作:テネシー・ウィリアムズ、演出:ジョナサン・バトレル、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2001年 『ブルー・ルーム』(作:デヴィッド・ヘアー、演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2004年 『エンジェルス・イン・アメリカ』(作:トニー・クシュナー、演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2007年 『エンジェルス・イン・アメリカ』(作:トニー・クシュナー、演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2008年 『バーム・イン・ギリヤド』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、シアターモリエール)[2]
- 2009年 『ストーン夫人のローマの春』(作:テネシー・ウィリアムズ、演出:ロバート・アラン・アッカーマン、パルコ劇場)[2]
戯曲翻訳
[編集]- 1998年 『勝利』(作:ストリンドベリ、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2006年 『スラブ・ボーイズ』(演出:千葉哲也、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2007年 ミュージカル『the Who's TOMMY』(演出:いのうえひでのり、日生劇場)[2]
- 2009年 ミュージカル『ナイン』(ル・テアトル銀座、演出:G2、ル・テアトル銀座)[2]
- 2010年 ミュージカル『キャバレー』(演出:小池修一郎、ホリプロ製作、日生劇場)[2]
- 2010年 『ハーパー・リーガン』(演出:長塚圭史 パルコ劇場)[2]
- 2012年 ミュージカル『キャバレー』(再演)[2]
演出補/演出助手/演出家アシスタント&通訳
[編集]- 1995年 『葵上/班女』(演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1996年 『エレクトラ』(演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1996年 『マクベス』(銀座セゾン劇場、演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作)[2]
- 1997年 『イサドラ』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1997年 『署名人/マッチ売りの少女』(演出:ジョン・クローリー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1998年 『娘に祈りを』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1989年 『ルル』(演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2000年 『LONG AFTER LOVE』(tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2000年 『薔薇の花束の秘密』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2000年 『蜘蛛女のキス』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2001年 『ガラスの動物園』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2001年 『結婚』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2002年 『bash』(演出:デヴィッド・ゴサード、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2002年 『BENT』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2003年 『トイヤー』( 演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、東京グローブ座)[2]
- 2003年 『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』(演出:アリ・エデルソン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2003年 『時間ト部屋』(演出:トーマス・ニーハウス、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2003年 『シカゴの性倒錯』(演出:アリ・エデルソン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2004年 『TRUE WEST』(演出:アリ・エデルソン、tpt製作、東京グローブ座)[2]
- 2004年 『楡の木陰の欲望』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、シアター1010)[2]
- 2004年 『三人姉妹』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 2005年 『ナイン THE MUSICAL』(演出:デヴィッド・ルヴォー、tpt製作 、アートスフィア)[2]
- 2006年 『アンデルセン・プロジェクト』(演出:ロベール・ルパージュ 、世田谷パブリックシアター)[1]
- 2007年 『ヴェニスの商人』(演出:グレゴリー・ドーラン 、ホリプロ製作)[1]
- 2012年 『ルドルフ THE LAST KISS』(演出:デヴィッド・ルヴォー、帝国劇場)[1]
翻訳&海外アーティストと日本人演出家との間の通訳
[編集]- 2005年 コンサート『MITSUKO』(ウィーンで一晩限りの公演、作演出:小池修一郎、作曲:フランク・ワイルドホーン)[2]
- 2006年 ミュージカル『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』(宝塚歌劇団宙組、作演出:小池修一郎、作曲:フランク・ワイルドホーン)[2]
- 2008年 ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』(宝塚歌劇団星組、演出:小池修一郎、作曲:フランク・ワイルドホーン)[2]
- 2010年 コンサート『MITSUKO/Frank & Friends』(Bunkamura オーチャードホール、作演出:小池修一郎、作曲:フランク・ワイルドホーン)[2]
- 2010年 ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』 (宝塚歌劇団月組、演出:小池修一郎、作曲:フランク・ワイルドホーン)[2]
- 2011年 ミュージカル『MITSUKO』(梅田芸術劇場、中日劇場、青山劇場公演、作演出:小池修一郎、作曲:フランク・ワイルドホーン)[2]
『英語で読むミュージカル』講師
[編集]- 第1回 『レ・ミゼラブル』 2012年[2]3月17日[要出典]
- 第2回 『オペラ座の怪人』 2012年[2]10月28日[要出典]
- 第3回 『レ・ミゼラブル』 2012年[2]11月23日[要出典]
- 第4回 『RENT』 2013年[2]3月30日[要出典]
- 第5回 『特別編』 2014年[1]8月9日[要出典]
海外アーティストの通訳
[編集]- 2005年 - 2012年 フランク・ワイルドホーン来日の際の全ての通訳[2]
- 2007年 『世界陸上』開会式出演の際のサラ・ブライトマンの通訳[2]
- 2011年 映画監督スティーブン・ソダーバーグの宝塚歌劇団訪問の際の通訳[2]
制作助手
[編集]- 1996年 『DORA〜100万回生きたねこ』(ホリプロ製作、東京芸術劇場)[2]
大道具付き通訳
[編集]美術家付き通訳
[編集]- 1994年 『ヘッダ・ガブラー』(演出:デヴィッド・ルヴォー、美術:ヴィッキー・モーティマー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1994年 『エリーダ〜海の夫人〜』(演出:デヴィッド・ルヴォー、美術:ヴィッキー・モーティマー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1994年 『双頭の鷲』(演出:デヴィッド・ルヴォー、美術:ヴィッキー・モーティマー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1995年 『チェンジリング』(演出:デヴィッド・ルヴォー、美術:ヴィッキー・モーティマー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1995年 『三人姉妹』(演出:デヴィッド・ルヴォー、美術:ヴィッキー・モーティマー、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1995年 『渦巻』(演出:宮本亜門、美術:ルーシー・ホール、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
- 1997年 『白夜』(演出:大鷹明良、美術:パメラ・マクベイン、tpt製作、ベニサン・ピット)[2]
監督アシスタント&翻訳 劇場用映画
[編集]- 2008年 『ラーメンガール』(ロバート・アラン・アッカーマン監督 ブリタニー・マーフィ、西田敏行主演)[2]
歌詞を提供した楽曲
[編集]- 2002年 岡幸二郎アルバム『ベスト・ミュージカル 4 Knights』 - 『Love Changes Everything』訳詞[2]
- 2005年 岡幸二郎アルバム『Love Collection』 - 『幸せをかぞえて』作詞[2]
受賞歴
[編集]- 2009年 第1回小田島雄志・翻訳戯曲賞[3]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 薛珠麗 (2020年2月17日). “薛 珠麗——詳細プロフィール”. Tumblr. 2024年4月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf 薛珠麗 (2013年6月22日). “# 薛珠麗 プロフィール”. ___evidence*___薛珠麗's BLOG. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “小田島雄志さんの「翻訳戯曲賞」、2氏に贈呈”. 朝日新聞DIGITAL (2009年2月25日). 2024年3月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- ___evidence*___薛珠麗's BLOG
- 薛 珠麗 official (@shurei_official) - X(旧Twitter)
- 薛 珠麗 Shurei Sit (@_shurei_) - X(旧Twitter)
- 薛 珠麗 Shurei Sit - Tumblr