薬祖神祠
表示
薬祖神祠 | |
---|---|
所在地 | 京都府京都市中京区東玉屋町 |
主祭神 | 神農・大己貴神・少彦名神・ヒポクラテス |
創建 | 安政5年(1858年) |
別名 | 二条の神農さん |
例祭 | 薬祖神祭 |
薬祖神祠(やくそじんし)は、京都市中京区東玉屋町にある神社。
江戸時代後期に「薬師講」として神農を祀ったのが由来とされる。蛤御門の変で二条の薬業街が焼失。明治39年に現地に遷座。
祭神
[編集]薬祖神祠では、神農・大己貴神・少彦名神・ヒポクラテスの4柱を医薬の神である薬祖神として祀っている。
元来は神農・大己貴神・少彦名神のみを祀っていたが、明治13年(1880年)に祠を移設した当時、欧州からも薬を輸入するようになっていた事情を踏まえ、「西洋の神も必要である」という判断から、西洋医学の祖であるヒポクラテスが合祀された[1]。
脚注
[編集]- ^ 「ふるさと昔語り(23)薬祖神祠(京都市中京区) 薬問屋 繁栄願う」『京都新聞』2007年1月10日、朝刊。