薯童謡
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薯童謡(ソドンヨ)は、三国遺事の武王の薯童説話の中に出てくる童謡のこと。
内容
[編集]子供の頃、芋を売っていた璋(チャン=武王)が、三国一の美人と言われた新羅第26代王の真平王の三女である善花(ソンファ)姫を知り、童謡を作って子供達に歌わせた。これが薯童謡である。
原文 | 中期朝鮮語訳 | 和訳 |
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善化公主主隠 |
善化公主선화공주니믄 |
善花公主様は |
これが都中の噂になり、宮中にも知れ渡り、善花姫は宮中から追い出された。薯童はこれを知り、善花姫と共に百済に移り住んだ。そこで薯童は黄金を沢山掘り出し、法師がそれを新羅の宮中へ神通力で運んだ。薯童はこうして人心を掴み王となった。
ただし、この説話は言い伝えを集めたものとされ、歴史的な事象とは捉えにくい。