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藤井五一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤井 五一郎(ふじい ごいちろう、1892年明治25年)11月1日[1] - 1969年昭和44年)10月29日[1])は、日本弁護士[2]裁判官公安調査庁初代長官[1]

人物

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山口県下関市出身[1]。藤井啓一の長男[2]豊浦中学校第三高等学校を経て、東京帝国大学法学部卒業。

東京地方裁判所判事となり、裁判長として河上肇治安維持法違反事件では実刑を、血盟団事件では温情判決を、帝人事件では全員無罪を言い渡した。その後大審院判事。戦後は弁護士を経て、1952年、公安調査庁の初代長官となる(~1962年)。1969年10月29日死去、76歳。

家族・親族

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藤井家

脚注

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  1. ^ a b c d 藤井 五一郎とはコトバンク。2021年5月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『人事興信録 第15版 下』フ11頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年5月21日閲覧。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第15版 上』人事興信所、1948年。
  • 藤井五一郎の生涯(藤井五一郎追想録刊行世話人編、1971)