藤井五一郎
表示
藤井 五一郎(ふじい ごいちろう、1892年(明治25年)11月1日[1] - 1969年(昭和44年)10月29日[1])は、日本の弁護士[2]、裁判官。公安調査庁初代長官[1]。
人物
[編集]山口県下関市出身[1]。藤井啓一の長男[2]。豊浦中学校、第三高等学校を経て、東京帝国大学法学部卒業。
東京地方裁判所判事となり、裁判長として河上肇の治安維持法違反事件では実刑を、血盟団事件では温情判決を、帝人事件では全員無罪を言い渡した。その後大審院判事。戦後は弁護士を経て、1952年、公安調査庁の初代長官となる(~1962年)。1969年10月29日死去、76歳。
家族・親族
[編集]- 藤井家
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第15版 上』人事興信所、1948年。
- 藤井五一郎の生涯(藤井五一郎追想録刊行世話人編、1971)