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藤井琢倫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤井 琢倫(ふじい たくのり、1983年 - )は、日本の実業家株式会社サイバーエージェント執行役員、ABEMAエンタメDX本部長、株式会社OEN代表取締役社長・CEO[1][2]。ABEMAの仕掛け人[3]

人物・経歴

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1983年生まれ[2]。2002年、立教大学経済学部経営学科(現・経営学部)に入学。ゼミではマーケティングを学び、大学2年生時よりサイバーエージェントでインターンを始める[1][4]。大学4年生の時には、モバイルメディア事業で起業[4]

大学卒業後、2006年、サイバーエージェントに入社。原宿Ameba Studioや芸能人ブログの立ち上げを担当[1][2]

その後、Amebaエンターテインメント部門長、広告部門長を経て、AbemaTV(現・ABEMA)の立ち上げに携わり[2]、株式会社AbemaTV 編成制作局長を務め[5]、ABEMAの仕掛け人として知られる[3]

サイバーエージェント執行役員、エンタメDX本部長を務める[1][2]

2020年に、サイバーエージェントの子会社としてOENを設立し、同社代表取締役社長に就任[1][2]

2016年に開局した「ABEMA」は、2022年には「FIFA ワールドカップ カタール 2022」の全64試合の無料生中継を行うなど注目を集めたほか、2023年からMLB公式戦324試合の完全生配信をスタートするなど視聴数を伸ばしている[6]

藤井はABEMAエンタメDX本部長として、ABEMAの事業規模では、2020年から2022年に3年連続で年間1億ドル以上の収益を上げ、2023年第1四半期までの累計収益は5億ドル(2023年現在、約720億円)に達する事業へと成長させている[6]

脚注

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