藤原信 (彫刻家)
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藤原 信 ふじわら まこと | |
---|---|
生誕 |
1938年4月8日 日本 岐阜県 |
死没 |
2019年6月3日(81歳没) ノルウェー ラルヴィク |
国籍 | 日本 |
教育 |
京都市立芸術大学 美術学部美術科彫刻専攻 パリ国立美術学校(エコール・デ・ボザール) |
著名な実績 | 石の彫刻 |
代表作 | 1969 - 1970 ドイツ、オゲルスハウゼン国際彫刻シンポジウム |
公式サイト | http://www.makotofujiwara.de/ |
藤原 信(ふじわら まこと、1938年4月8日 - 2019年6月3日)は、ドイツ(ハノーファー)とノルウェー(ラルヴィク)を拠点とする日本の彫刻家[1]。岐阜県出身。
経歴
[編集]出典:[2]
- 1958年 ~ 1964年 京都市立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻に学ぶ。辻晉堂教授と堀内正和教授師事。
- 1964年 岡山県笠岡市北木島にて、(後に、東京の国立代々木競技場、第二体育館に設置された)彫刻家水井康雄の余韻の化石10点シリーズ作製の助手をする[3]。
- 1966年 フランス政府給生費としてパリに留学。パリ国立美術大学で学ぶ。
- 1967年 オーストリア ウィーン美術アカデミーにて、フリッツ・ウォトルバ(Fritz Wotruba)教授に師事。
- 1967年 ~ 1987年 ドイツ ベルリン芸術大学にて、彫刻科教員。
- 1987年 ~ 2003年 ハノーファー応用芸術大学(Hochschule Hannover)にて、彫刻科教授。
- 2003年 ~ ドイツ(ハノーファー)とノルウェー(ラルヴィク)の2拠点にて活動。
- 2019年 ラルヴィクでのノルウェー彫刻シンポジウムに参加中、作業室で死去。81歳没[4]。
国際彫刻シンポジウム
[編集]出典:[2] 石の彫刻家として、1967年より数々の国際彫刻シンポジウムに参加。
- 1967年 オーストリア フィラッハにて、クラスタル彫刻シンポジウム (Bildhauersymposion Krastal)に参加。
- 1970年 オーストリア モートハウセン彫刻シンポジウム (Symposion Mauthausen)に参加。
- 1970 ドイツ オゲルスハウゼンにて 彫刻シンポジウム (Symposium Oggelshausen)に参加[5]。(後にフェーダー湖畔に移動。)
- 1970年と1972年 オーストリアのザンクトマルガレーテン ブルゲンランドにて ヨーロッパ彫刻シンポジウムに参加[6]。
- 1971-72年 ドイツ ヌルンベルグの彫刻シンポジウム (Gartengestaltung Langwasser Nürnberg)に参加。
- 1972 -76 オーストリアのザンクトマルガレーテンプロジェクト ウィーンにてヨーロッパ彫刻シンポジウム(Symposion St. Margarethen Projekt Stephans-Platz Wien)に参加[5]。
- 1974年 ドイツ オーバープファルツ行政管区にて アンビアンテ墓地彫刻シンポジウム(Symposion Embiente Friedhof Neumarkt)に参加。
- 1974年 ドイツ バート・クロイツナハ彫刻シンポジウム (Symposion Bad Kreuznach)に参加。
- 1980年 ドイツ ブレーメン彫刻シンポジウム(Symposion Bremen)に参加。
- 1985年 ノルウェー彫刻シンポジウム(Symposion Norge)に参加[7]。
- 1986年 オーストリア ザルツブルクにて彫刻シンポジウムに共同設立者として参加。 (その後の芸術国際夏季アカデミーとなる)
- 1986年 ドイツ ベルリン彫刻シンポジウム (Syposion Kranoldplatz Berlin)に参加。
- 1987年 ドイツ ベルリン彫刻シンポジウム(Syposion Wannsee Berlin)参加。
- 1988年 ドイツ ノードホールン彫刻シンポジウム (Symposium Nordhorn)に参加。
- 1991年 オーストリア ザルツブルグ彫刻シンポジウム(Symposion Salzburg)に参加。
- 1994年 オーストリア チロル彫刻シンポジウム(Symposion Hall in Tirol)に参加。
- 1996年 ノルウェー彫刻シンポジウム(Symposium Norge)に参加[7]。
- 2004年 ノルウェー彫刻シンポジウム(Symposium Norge)に参加[7]。
- 2007年 スロベニア ポルトローズ 国際彫刻シンポジウム フォルマヴィーヴァ (Symposium Forma Viva in Portorož)に参加。
- 2009年 ノルウェー彫刻シンポジウム(Symposium Norge)に参加[7]。
- 2011年 ノルウェー彫刻シンポジウム(Symposium Norge)に参加[7]。
- 2012年 ノルウェー エイデ彫刻シンポジウム(Symposium Eide)に参加。
- 2015年 ノルウェー彫刻シンポジウム(Symposium Norge)に参加[7]。
作品
[編集]出典:[2]
- 1964年 三重県 鈴鹿に設置。
- 1967年 タイトル不詳(大理石), オーストリア ミルスタットアムゼー(Millstatt am See)に設置。
- 1970年 タイトル不詳 オーストリア オゲルスハウゼン 彫刻広場オゲルスハウゼンに設置。
- 1972年 ドイツ バイエルン マウエルン(Berlin / Mauern (Bayern)に設置。
- 1979年 ドイツ バイエルン マウエルン(Berlin / Mauern (Bayern)に設置。
- 1983年 Guten-Tag-Brunnen, ドイツ ミュンヘン ウエストパークに設置。
- 1984年 Rote Granitplatte,ドイツ ベルリン ブレイザーガーデン(Britzer Garten)に設置。
- 1986年 Wasserstein, ドイツ ベルリン クラノルドプラッツ(Kranoldplatz)に設置。
- 1987年 ドイツ ハノーファー ファックホックシュール(Fachhochschule )にて4点の彫刻設置。
- 1987年 Brunnenplastik, ドイツ ベルリン 植物園(Botanischer Garten)に設置。
- 1987年 Lebensstrukturen, オーストリア ザルツブルク (Bildungshaus Salzburg St. Virgil)にて設置。
- 1988年 Tisch - Nord/Süd, ドイツ フレンズフェーゲン (Nordhorn-Frenswegen)の彫刻の道に設置。
- 1988年 Steinener Brunnen, ドイツ ベルリン フーゲランデ(FU-Gelände)に設置。
- 1988/89年 Wasserlinie, ドイツ ベルリン ワンネンバッドウェグ (Wannseebadweg)に設置。
- 1989年 Brunnen, ドイツ ウォートゼー (Wörthsee (gemeente))の市庁舎に設置。
- 1990年 Relief ノルウェー ラルヴィクに設置。
- 1991年 ノルウェー ラルヴィクに設置。
- 2000年 Stein für Sarajevo セルビア サラエボに設置。
- 2003年 Antennenstein ノルウェー ラルヴィクに設置。
- 2005年 ドイツ ハノーファー(Gildekarree Hannover)に設置。
- 2010年 ドイツ ポツダム (Potsdam Hiroshima-Nagasaki-Platz)に設置。
- 2012年 ノルウェー(Norwegen)に設置。
- 2015年 ノルウェー(Norwegen Waremechan)に設置。
- 2015年 ノルウェー(Work)に設置。
- 2016年 ノルウェー(Norwegen)に設置。
ギャラリー
[編集]-
(1969/70) ドイツ オゲルスハウゼン
-
Guten-Tag-Brunnen (1983), ドイツ ミュンヘン ウエストパーク
-
Brunnenplastik (1987) ドイツ ベルリン
参照
[編集]- Stein und Makoto, G. und H. Verlag, ベルリン (2001)
脚注
[編集]- ^ “makoto fujiwara” (英語). Verein Symposium of European Sculptors. 2018年12月22日閲覧。
- ^ a b c “経歴” (英語). 藤原信. 2018年12月22日閲覧。
- ^ “藤原信オーラル・ヒストリー 2010年11月29日”. 日本美術オーラルヒストリーアーカイブ. 2018年12月22日閲覧。
- ^ “Vom Stein zum Sein” (ドイツ語). Streifzug. (2019年6月5日) 2019年6月19日閲覧。
- ^ a b “symposium 1970” (ドイツ語). bildhauersymposium oggelshausen. 2018年12月22日閲覧。
- ^ “tielnehmer” (ドイツ語). Bildhauersymposion St.Margarethen. 2018年12月22日閲覧。
- ^ a b c d e f “participants” (英語). Symposion Norge. 2018年12月22日閲覧。