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藤原守胤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤原 守胤(ふじわら もりたね、1901年10月11日[1] - 1977年12月14日)は、日本のアメリカ史学者。慶應義塾大学名誉教授。日本初の女性弁護士の一人である久米愛は実妹[2]

福岡県福岡市生まれ。1925年慶應義塾大学法学部政治学科卒業[1]。翌年からイギリス、フランスに留学し[1]、1927-1930年ハーバード大学大学院に在籍[1]。1942年立教大学アメリカ研究所常務理事[1]、1945年所長[1]。1949年立教大学教授[1]。1950年「アメリカ建国史論」で東京大学法学博士[1]。1951年慶應義塾大学法学部教授[1]。1958年同大学理事を務め[1]、1964年義塾賞受賞[1]。1970年退職、名誉教授。その後は京都外国語大学教授を務めた[3]

高木八尺らとアメリカ学会を設立した[4]

著書

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  • 『アメリカ建国史論』有斐閣 1940
  • 『アメリカ政治讀本』コバルト社 1946
  • 『アメリカ革命史論 アメリカ憲法の背景と原理』慶応出版社 1949
  • 『民主主義精神の探究』岩波書店 1950
  • 『アメリカの民主政治』慶応義塾大学法学研究会 1960
  • 『自由国家 民主主義の原理』有斐閣 1963

共著

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論文

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 藤原守胤教授略歴 ; 主要著作目録」『法學研究 : 法律・政治・社会』第43巻第1号、慶應義塾大学法学研究会、1970年1月。 
  2. ^ 明治大学史資料センター 『明治大学小史 人物篇』 学文社、2011年、88-89頁
  3. ^ 藤原守胤先生略歴
  4. ^ 『アメリカ学会会報』第160号 - アメリカ学会”. www.jaas.gr.jp. 2022年2月24日閲覧。