藤原葛成
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藤原 葛成(ふじわら の ふじなり、生没年不詳)は、平安時代初期の貴族。藤原式家、右京大夫・藤原菅継の子。官位は正五位下・刑部大輔
経歴
[編集]嵯峨朝初頭の弘仁元年(810年)従五位下に叙爵し、弘仁3年(812年)大宰少弐に任官する。
弘仁13年(822年)従五位上、天長2年(825年)正五位下と、嵯峨朝末から淳和朝初頭にかけて昇進した。また、時期は不明ながら刑部大輔を務めている。
官歴
[編集]『日本後紀』による。
- 時期不詳:正六位上
- 弘仁元年(810年) 11月22日:従五位下
- 弘仁3年(812年) 正月12日:大宰少弐
- 弘仁13年(822年) 10月1日:従五位上
- 天長2年(825年) 正月4日:正五位下
- 時期不詳:刑部大輔[1]
系譜
[編集]『尊卑分脈』による。
- 父:藤原菅継
- 母:不詳
- 生母不詳の子女
- 男子:藤原貞根
- 男子:藤原正雄
脚注
[編集]- ^ 『尊卑分脈』