藤岡知夫
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藤岡 知夫(ふじおか ともお、1935年(昭和10年) - 2022年(令和4年)3月25日)は日本の工学者、蝶類研究家。財団法人応用工学研究所理事長。工学博士。専門はレーザー工学、レーザー物理学。チャンネル桜番組審議委員。
東京府出身。父は物理学者藤岡由夫、祖父は国文学者藤岡作太郎。子は指揮者の藤岡幸夫。
経歴
[編集]- 1960年(昭和35年) - 慶應義塾大学工学部卒業。
- 1965年(昭和40年) - 慶應義塾大学大学院工学科博士課程修了。博士号取得。
- 1968年 (昭和43年)3月 慶應義塾大学 工学博士 「電子ビーム電位最小面の雑音低減効果に関する研究 」[1]
- 1971年(昭和46年) - 慶應義塾大学工学部助教授。
- 1979年(昭和54年) - 慶應義塾大学工学部教授に就任。
- 1990年(平成2年) - 東海大学開発技術研究所教授に就任。
- 1994年(平成6年) - 東海大学理学部物理学科教授に就任。
- 2000年(平成12年) - 財団法人応用光学研究所理事長に就任。
- 2009年(平成21年) - 3月に東海大学を退職。
蝶の研究
[編集]蝶類の研究家としても知られ、所蔵する標本は22万頭におよび、蝶に関する著作を多く出版している。
- 1963年(昭和38年) - 日本鱗翅学会・ヒマラヤ蝶蛾調査隊に参加。
- 1975年(昭和50年) - 273種7104頭を収録した『日本産蝶類大図鑑』を刊行。
- 1992年(平成4年) - 五十嵐邁らと共に日本蝶類学会を発足させた。
- 2010年現在、日本蝶類学会(フジミドリシジミ)副会長。
外部リンク
[編集]- チョウ仲間と濃密に過ごした半世紀~藤岡知夫さん編 (1)YOMIURI ONLINE 2010年2月22日掲載
- 一般社団法人平河総合戦略研究所 理事紹介
脚注
[編集]- ^ 博士論文書誌データベース