藤本宗利
表示
藤本 宗利(ふじもと むねとし、1958年3月11日 - )は、日本の国文学者・教育学者。現在群馬大学教育学部国語教育講座教授、群馬大学教育学部附属幼稚園園長を務める。研究分野は平安時代の文学。主に枕草子・源氏物語など。
経歴
[編集]- 1958年3月11日 群馬県にて出生。
- 1980年3月 群馬大学教育学部国語教育講座国語専攻卒業。
- 1981年4月 1浪の末、東京大学大学院に進学。
- 1989年3月 東京大学大学院人文科学研究科国文学科単位取得満期退学。博士(文学)となる。
- 1990年4月 常葉学園短期大学文学部国文学科講師就任。
- 1996年4月 群馬大学教育学部国語教育講座助教授就任。
- 1999年4月 群馬大学教育学部国語教育講座教授就任。
著書・論文
[編集]著書
[編集]- 『更級日記の文法』 (明治書院、1987年)
- 『枕草子と源氏物語』 (勉誠社、1992年)
- 『枕草子における戯画化の方法-もどかれる後朝-』 (古代文学論叢第14輯、1997年)
- 『枕草子の「食」-和歌を相対化する下蕨』(笠間書院、1999年)
- 『「地名」ということば-和歌的表現とのかかわり』 (勉誠出版、1999年)
- 『感性のきらめき清少納言』 (新典社、2000年)
- 『研究・評論史』 (枕草子大事典 勉誠出版、2001年)
- 『「春はあけぼの」を活かすためにー古典教材としての新たなる読み』 (右文書院、2002年)
- 『枕草子研究』 (風間書房、2002年)
論文
[編集]- 『籬越の歌語り-「三条の宮におはしますころ」の段をめぐって-』 常葉国文 (大学・研究所等紀要、1995年)
- 『枕草子における和歌引用の特質-「花の木ならぬは」を中心に』 常葉学園短期大学紀要 (大学・研究所等紀要、1996年)
- 『源氏物語の「食ふ」-横笛巻を中心に』 源氏研究 (学術雑誌、1997年)
- 『中関白と呼ばれた人ー藤原道隆の創ったものー 国語と国文学 (学術雑誌、2002年)
- 『常生活の中の古典教育―「壁」意識を取り除くために』 月刊国語教育 (2005年)
- 書評 圷美奈子著『新しい枕草子論―主題・表現・そして本文』 国語と国文学 (2005年)
など