藤本清二郎
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藤本清二郎(ふじもと せいじろう、1949年1月1日 - )は、日本史学者。文学博士(広島大学・論文博士・1998年[1])(学位論文「近世賤民制と地域社会 和泉国の歴史像」)。和歌山大学名誉教授。
略歴
[編集]兵庫県生まれ[2]。1972年広島大学教育学部高等学校教員養成課程社会科卒業。1978年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1979年和歌山大学教育学部講師、1981年助教授、1996年教授。1998年文学博士(広島大学)の学位を取得[1]。2014年定年退任、名誉教授。[3]
著書
[編集]- 『近世賤民制と地域社会 和泉国の歴史像』清文堂出版 1997
- 『近世身分社会の仲間構造』部落問題研究所 2011
- 『城下町世界の生活史 没落と再生の視点から』清文堂出版 2014
- 『紀州藩主徳川吉宗 明君伝説・宝永地震・隠密御用』吉川弘文館 2016
共編著
[編集]- 『歴史的景観としての和歌の浦』薗田香融共著 ウイング出版部 1991
- 『和歌の浦 歴史と文学』村瀬憲夫共編 和泉書院 1993
- 『和歌の浦百景 古写真でみる「名勝」の歴史』編著 東方出版 1993
- 『和泉国かわた村支配文書 預り庄屋の記録』編 清文堂史料叢書 1999-2001
- 『和歌山・高野山と紀ノ川』街道の日本史 山陰加春夫共編 吉川弘文館 2003
脚注
[編集]- ^ a b 藤本清二郎『近世賤民制と地域社会 : 和泉国の歴史像』広島大学〈博士(文学) 乙第3047号〉、1998年。doi:10.11501/3147829。 NAID 500000168706 。
- ^ 『城下町世界の生活史』著書紹介
- ^ J-GLOBAL
外部リンク
[編集]- 藤本清二郎 - researchmap
- 藤本清二郎 - 和歌山大学学術リポジトリ