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藤田勝也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤田 勝也(ふじた まさや、1958年 - )は日本の建築史家。工学博士。古代中世の住宅史が専門。発掘調査の成果を重視し、太田静六の「正規寝殿造」概念に批判的な一人。

経歴

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受賞

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  • 1992年 日本建築学会東海賞(1991年度、論文)
  • 1993年 日本建築学会奨励賞(論文) (1.「宮中内侍所の建築的展開 - 院政期貴族住宅における家政機関の空間に関する研究」、12.「北対考」)
  • 2004年 第8回建築史学会賞(2003年度『日本古代中世住宅史論』)
  • 2006年 2005年度住宅総合研究財団助成研究選奨

著書

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  • 藤田勝也・古賀秀策編 『日本建築史』 昭和堂、1999年
  • 『日本古代中世住宅史論』 中央公論美術出版、2003年
  • 「平安京の変容と寝殿造・町屋の成立」 『古代社会の崩壊』 (シリーズ都市・建築・歴史 第2巻)東京大学出版会、2005年
  • 『裏松固禅「院宮及私第図」の研究』 中央公論美術出版、2003年
  • 「寝殿造と斎王邸跡」 『平安京の住まい』 京都大学学術出版会、2007年
  • 「寝殿造とはなにか」 『平安京と貴族の住まい』 京都大学学術出版会、2012年
  • 「平安・鎌倉時代の織戸、織戸中門」 『平安京の地域形成』 京都大学学術出版会、2016年
  • 『平安貴族の住まい - 寝殿造から読み直す日本住宅史』(歴史文化ライブラリー) 吉川弘文館、2021年

外部リンク

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