藤田早苗
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人物情報 | |
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生誕 | 大阪府 |
国籍 | 日本 |
学問 | |
学位 | 法学博士(エセックス大学) |
主な業績 | 『武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別』(集英社新書) |
藤田 早苗(ふじた さなえ)は、日本の法学者。エセックス大学法学部・人権センターフェロー。国際人権法の専門家。
経歴
[編集]大阪府出身。名古屋大学大学院国際開発研究科修了後、イギリスに留学し、エセックス大学で国際人権法修士号(LLM International Human Rights Law)、法学博士号(PhD in Law)を取得した[1]。現在は、同大学の人権センターフェローとして研究活動を行っている。
活動
[編集]国際人権法の専門家として日本の「貧困・表現の自由・差別」などの問題を、国連人権機関に訴える活動をするとともに、毎年冬から春にかけて一時帰国し、全国で大学生や市民を対象とした講演会を行なっている[2]。『武器としての国際人権』(集英社新書)を出版した。
出演
[編集]- デモクラシータイムス(YouTube、2023年3月5日、2024年2月27日)
著書
[編集]- 『武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別』(集英社新書, 2022年)ISBN 978-4087212464
- The World Bank, Asian Development Bank and Human Rights: Developing Standards of Transparency, Participation and Accountability (Edward Elgar Publishing, 2013)
主要論文
[編集]- 「発展の権利についての『コンセンサス』の成立とその意義―発展の権利実施過程分析の前提としてー」『国際開発研究フォーラム』15号(2000年3月)pp.99-116
- 「世界銀行と人権の主流化」『国際人権』 19号(2008年)pp.124-130
- 「健康への権利に関する国連の活動の一端―初代特別報告者ポール・ハント氏の研究と活動」『法律時報』81巻5号 (2009年)pp.117-122
- 「アジア開発銀行と人権―開発における人権の保障をめぐる現状と課題―」勝間靖(編)『アジアの人権ガバナンス』(勁草書房、2011年)93-111頁
脚注
[編集]- ^ https://www.essex.ac.uk/people/FUJIT24905/sanae-fujita
- ^ 『武器としての国際人権』集英社新書、2022年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 藤田早苗 (@sanaefuji) - X(旧Twitter)
- 藤田早苗 (sanae.fujita.142) - Facebook
- 藤田早苗さんの活動 - 日本の表現の自由を伝える会